元なでしこジャパンの安藤選手がエール

若手とベテランの融合期待 サッカー女子W杯

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インタビューに答える元なでしこジャパンの安藤梢選手=6日午後、さいたま市内

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)フランス大会は7日(日本時間8日)開幕し、1次リーグD組の日本代表「なでしこジャパン」は日本時間の11日午前1時からアルゼンチンとの初戦に挑む。2011年ドイツ大会の優勝メンバーで浦和レッズレディース(なでしこリーグ1部)に所属するFW安藤梢(あんどうこずえ)選手(36)=宇都宮市出身=が6日、さいたま市内で下野新聞の取材に応じ、「どんな形でも初戦を勝ち切ることが重要」と強調した。

 2大会ぶりの世界一奪還を狙う日本代表23人の平均年齢は24・17歳。高倉麻子(たかくらあさこ)監督の下で世代交代が進んだ。準優勝した前回の15年カナダ大会を知るメンバーは6人のみだが、「完成途上でも、それだけ伸びしろがある。初優勝した時のチームは大会中にメンタルも戦術も成長しているのを実感した。若手の爆発力とベテランの経験がうまく融合すれば楽しみ」と期待を寄せる。

 グループリーグでヤマ場と目されるのがイングランドとの第3戦(20日午前4時)。3月の国際親善試合「シービリーブスカップ」では0-3で完敗を喫している。安藤選手は「パワーとスピードを兼ね備えた難しい相手。日本は押し込まれ、我慢が続くと思う。その時間をしっかりと耐えることが大切」と攻略のポイントを指摘した。

 同じ宇都宮市出身で3度目のW杯となるDF鮫島彩(さめしまあや)(INAC神戸)の活躍も大きな鍵になるといい、「今回のメンバーの中でおそらく一番スピードがあり、主戦場のサイドで攻守に躍動してくれるはず。今までの経験をすべてピッチで出し切ってほしい」とエールを送った。