ケプラーが1試合3本塁打 ツインズまたも3連敗を回避

【ツインズ5-4インディアンス】@プログレッシブ・フィールド

ツインズはリードオフマンのマックス・ケプラーが3本塁打を含む4打数4安打4打点1四球で全打席出塁の大暴れ。先発のホゼ・ベリオスは6回2安打1失点と好投し、インディアンスを5対4で破って今季初の3連敗を回避した。ケプラーは初回、3回表、7回表とインディアンス先発のトレバー・バウアーから3本のアーチを放ち、自身2度目となる1試合3本塁打を達成。21打数連続ノーヒットのスランプを最高の形で脱出した。好投したベリオスは今季8勝目(2敗)、8回からの2イニングを投げた4番手のテイラー・ロジャースが今季6セーブ目をマーク。ケプラーに3本塁打を浴びたバウアーは8回5失点で今季6敗目(4勝)を喫した。

ケプラーの1試合3本塁打は、2016年8月1日(現地時間)以来2度目。このときもインディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドで3本のアーチを放っており、インディアンスに対して複数回の1試合3本塁打を記録した選手は、レッドソックスが誇る殿堂入りの名打者、テッド・ウィリアムスに次いで史上2人目となった。1試合4本塁打が懸かった最終打席は二塁への内野安打に終わったが、ケプラーは「シングルヒットは大好きだよ」とコメント。「正確にはわからないけど、4試合か5試合くらいシングルヒットさえ打てなかったんだから、そういうときは特にシングルヒットが大好きさ」とメジャータイ記録を逃したことを悔しがるよりも、21打数連続ノーヒットのスランプを脱したことを喜んでいた。

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