ファイアーズ力投で今季5勝目 大谷は4打数1安打

【アスレチックス7-4エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

前日の試合で7人の投手を起用した末に逆転負けを喫したアスレチックスは、先発投手の早期KOだけは避けたい状況だった。そんななか、先発のマイク・ファイアーズは99球で6イニングを投げ切り、被安打3、奪三振5、無四球、失点3と先発投手の役割を果たし、チームを勝利に導いた。ファイアーズは、味方が3点を先制した直後の4回裏に1点、3点を追加した直後の5回裏には2点を失ったものの、エンゼルスに主導権を渡すことはなく、今季5勝目(3敗)をマーク。エンゼルスは先発のタイラー・スキャッグスが5回途中5失点(自責点4)で今季6敗目(4勝)を喫した。

3回まで両軍無得点で進んだ一戦は、4回表にアスレチックスがラモン・ラウレアーノとジュリクソン・プロファーの連続タイムリー、ジョシュ・フェグリーの犠牲フライで3点を先制。その裏、エンゼルスはブライアン・グッドウィンの犠牲フライで1点を返した。しかし5回表、アスレチックスはクリス・デービスのタイムリー、スティーブン・ピスコッティとラウレアーノの犠牲フライで3点を追加。エンゼルスは5回裏にマイク・トラウトが16号2ランを放って3点差に詰め寄ったが、アスレチックスは7回表にピスコッティが8号ソロを放ち、リードを4点に広げた。最終回にトミー・ラステラのショートゴロの間にエンゼルスが1点を返したものの、アスレチックスが7対4で勝利。エンゼルスの大谷翔平はサードフライ、ライトへのヒット、ピッチャーゴロ、ファーストゴロで4打数1安打だった(打率.250)。

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