既婚男性に狙われる女性の特徴

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電話相談の仕事をしていると、「どんな相談を受けることが多いですか?」とよく聞かれます。

ひとつに絞るのは難しいですが、最も多い相談テーマのひとつは「不倫」です。

中でも、独身女性と既婚男性の関係にまつわる相談は、女性からも男性からも打ち明けていただく機会が多いです。

男性は恋愛の悩みをひとりで抱えこみがちなのに対して、女性は親しい友だちなどにはなんでも話す傾向がありますが、こと不倫に関しては別。

誰にも話せないという人は多いです。「話してもわかってもらえなさそう」「責められそう」などの不安があるからでしょう。

実際、「なんで不倫なんかするの?」と思っている女性は多いと思います。

「幸せになれるはずがないのに、やめないのが不思議」と、心底疑問に感じている人もいるでしょう。

でも、独身女性が既婚男性に惹かれるのには、訳があるのです。

というか、惹かれやすい構造になっている、といっていいかもしれません(そこに身を任せるのが正しいかどうかはまったく別として)。

私には不倫欲求はありませんが、不倫で悩んでいる女性の気持ちは理解できます。

今回、不倫する独身女性の気持ちを解説してほしいとのリクエストをいただいたので、不倫に悩む女性と、そんな女性の気持ちがわからない女性とをつなぐべく、私なりの考察を綴っていきたいと思います。

■なぜ不倫がはじまり、なぜ抜け出せないのか

私は不倫をしたことはありませんが、危うくしかかったことはあります。

独身だと嘘をつかれた上で告白され、好きになった後で「実は奥さんがいる」と言われて大きなショックを受けたあと、1カ月ほど悩んで断ち切りました。

なぜ断ち切れたかというと、「あ、無理だ」とハッキリ感じたから。

お互いがお互いを最優先し合えない関係は、自分には我慢できないと悟ったからです。

離婚する気がないことも含め、相手が本音を語ってくれたので、下手な希望を持たずに済んだというのもあります。

自分の場合はそれで済みましたが、「妻とは別れるから待ってほしい」と言われ、その言葉を信じて実際待っている女性はものすごく多いでしょう。

ところが、実際に離婚する男性もいるとはいえ、離婚しない男性のほうが圧倒的に多いのが現実です。

なぜでしょう?

それは、既婚男性が関係を持つ独身女性は「妻というホームがあった上で、保持しておきたい女性」だから。

「あなたはただひとりの女性を選べますよ、誰にしますか?」という状態で選んだ相手ではなく、2人目として付き合いたい相手を選んでいるからです(多くの場合は)。

当然、女性からしてみれば、2番手として扱われ続けて心が満たされるはずがありません。

が、同時に、2番手として扱われているからこそ、既婚男性になびいてしまう、ともいえるのです。

なぜなら、既婚男性には、ホームがある男性だからこそ醸し出せる「余裕」があるから。そして、多くの女性は、「余裕のある男性」に抗えない色気を感じるからです!

既婚男性は簡単に独身女性をほめ、なぐさめ、かわいいねと言います。とてつもなく気軽に口説きます。

独身男性とちがい、彼らには帰る家があり愛してくれる妻がいるので、素っ気ない反応をされたり拒絶されたりしても傷つかないからです。

もちろん、中にはまったく下心なしに独身女性に優しくした結果、女性のほうが男性に惚れるパターンもありますが、それも男性に「余裕」があることが関係しています。

だとしても、このままでは幸せになれないとわかったら断ち切れるのでは……と疑問に思う人は多いでしょう。

ただ、相手と一線を越えてしまった場合、身体が快楽を覚えてしまいまい、簡単に抜け出せなくなるのです。

つらい時間が続いたあと、たまに訪れる甘美なひとときは、強烈な快感をもたらします。いわば麻薬のようなもの。

しかも、相手は女性を手放したがらないケースが多い。

だから一度踏み入れてしまうと、頭では「やめよう」「やめたい」と思っても、断ち切ることが難しいのです。

■既婚男性に狙われやすい女性

もちろん、いくら既婚男性が余裕ある態度で口説こうとしたところで、女性が「ありえない」と無視すれば、不倫関係ははじまりません。

最初はやみくもに好みのタイプを口説いていた既婚男性でも、失敗をすると、狙うべき女性と狙っても無駄な女性がいることを学びます。

結果、「プライドが高そうな女性」や「男性に厳しそうな女性」は、狙われにくくなります。

男性からすると、厳しく拒絶される可能性や、口説いたことを第三者に口外される可能性が高そうに思えるからです。

一方、ターゲットになりやすいのは「自己肯定感が低そうな女性」や「恋愛経験が乏しそうな女性」。

前者は、口説いてくる男性=自分の価値を認めてくれている男性だと感じ、強く拒否できない。

そして後者は、男性から誘われることへの免疫がなく、男性のズルさを見抜けないため陥落しやすいからです。

もちろん、自己肯定感が低めでも恋愛経験が乏しくても、既婚男性からの誘いを断れる女性はいます。ただ、狙われやすいのは確かでしょう。

外見的な部分でいえば、柔らかそうな体つきの女性、露出多めの服装を好む女性も狙われやすいと思います。

前者は自分にないものを求める男性の本能を刺激し、後者はガードがゆるそうに見えるからです。

■ハッピーならいいけれど

私は、本人が幸せで、かつまわりに迷惑をかけていないなら、大人同士、どんな恋愛をしようが基本的には自由なのでは、と考えています。

独身女性と既婚男性の恋愛に関しても、たとえば男性は妻と家庭内別居状態でお互いの恋愛を許容しており、独身女性のほうも既婚男性との関係性に不満がない、もしくは納得しており、まわりに迷惑も心配もかけていない、というような場合、もはや他人が口を出すことではないのでは、と思います。

ただ、多くの場合、不倫をはじめると既婚男性は元気になっていくのに対して独身女性の方はどんどん元気がなくなっていくのです。

まわりの人もそれを感じ取るので、心配になり口を出したくなってくるわけです。親友や家族であれば、なおのこと。

もしあなたに不倫をしている女友だちがいるとして、彼女が毎日イキイキと過ごしているのなら(顔を見ればわかりますよね)、何も言わず見守るのも、友情であり愛情かもしれません。

でも、友だちが見るからにつらそうなら、「大丈夫?」と声をかけ、話を聞いてあげてみてはいかがでしょう。

あなたの率直な意見を伝えるのもいいでしょう。

前述したように、不倫には麻薬のような中毒性があるので、抜け出したいけど抜け出せず、ひとりで悩んでいる可能性も高いのです。

たとえ厳しい意見でも、愛があれば相手に響くはずです。

ひとりにさせないことが大事

心が「やめたい」と思い、身体が「やめたくない」と願う。

不倫の苦しさは、心と身体が乖離する苦しさかもしれません。

そして、人は悩みを誰にも言えず抱えこむと、「もう抜け出せない」と思い詰めがち。

ひとりの異性にとらわれると、「自分にはこの人しかいない」と思いこみがち。

そんな状況においては、友だちがおいしいスイーツの店に連れ出してくれた、などのちょっとしたことが気分転換になったりもします。

「楽しいことはたくさんある」「自分を心配してくれる人がいる」と気づくことが、「もうやめよう」と思う瞬間につながったりもします。

望んで不倫に突進する独身女性は稀です。大切な友だちが暗黒モードに入り込んでいるなら、あなたなりに寄り添うことが、彼女を笑顔でいられる場所に引っ張り上げるかもしれません!

(ヨダエリ)

※画像はイメージです