里見浩太朗×京本政樹が舞台初競演! ふぉ~ゆ~・越岡裕貴&MADE・福士申樹に武士の動き伝授!?

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時代劇俳優の大御所・里見浩太朗と京本政樹が初共演する舞台「赤と黒 サムライ・魂」のフォトコールが行われ、時代劇に初挑戦する越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)、福士申樹(MADE/ジャニーズJr.)も登壇。記者会見には、共演の小川菜摘、堤下敦(インパルス)も出席した。

物語の舞台は天下太平の時代。戦国の世を生きた侍たちの“仕事”は減り、ある者は流浪の民に、ある者は剣を捨て庶民として生きていた。そんな折、藩政改革のために庶民の町が取り壊しになることが発覚。嘆く民のため、侍たちは武士道精神を懸けて国と戦う。

「僕自身も時代劇の舞台は久しぶり」という里見は、「激しい立ち回りがあって、人情があって、日本人の心を捉える本格的な時代劇」と舞台についてコメント。「82歳になってこういう舞台をやらせてもらうとは思ってもみなかった」と顔をほころばせた。初共演となる京本は、「里見先生は、僕が18、19才の頃からお世話になっていて、ずっと憧れの方。このお姿を見て、やっぱりカッコいいなと思いました」と尊敬を向ける。里見は、「京ちゃん(京本)をはじめ、若手はすごい立ち回りがあるんですが、稽古を見ていて大丈夫かなと。もっとゆっくりやれよって(笑)」と真顔で冗談。越岡が「もっとゆっくりやった方がいいですか?」と言うと、「本番はもっと早くやれ(笑)」と笑わせた。

越岡と福士について里見は、「若手は時代劇を知らないけど、一生懸命やるところに真実味が出て、それがカッコいい。僕にとっては孫と一緒にやってるみたいだけど、2人ともかわいい。時々肩を揉んでくれるんです」と話し、今年還暦を迎えたという京本も、「2人はホントにいい子なんです」と目を細めた。越岡は、「里見さんと京本さんのもとでやらせていただけるのは幸せ。いろんな所作だったり、刀のさばき方を教えていただけるので貴重な体験です」と福士と見合い、気を引き締めていた。

すると、里見がその場で武士の動き方を指導。「時代劇はへそで動かなきゃいけない」と、くるりと踵を返しつつ、重心のブレないスムーズな動きを見せた。さらに、「ちょっと僕を呼んでみて」と京本らに声を掛け、「先生!」「里見さん!」と呼ばれると、一瞬後ろの気配を察してからスーッと振り向く妙技を披露し、「これが時代劇の振り向き方」と若手に伝授。福士が挑戦することになるが、3人は小声で「呼ぶな、呼ぶな」と悪だくみ。ただ歩くだけになった福士が、「呼んでください!」という掛け合いで笑わせ、里見が、「つまらない余興でございました」と締めると、集まった報道陣から拍手が起こった。

見どころについて里見は、「(元武士の)寺子屋の先生が義憤を感じ、悪に立ち向かって剣を持つ。人間ってこう生きるべきだろうな、向こう三軒両隣はこうあるべきだろうなという、昭和の日本人を彷彿とさせるような気持ちを見ていただく、そういう時代劇です」と語った。会見後に行われたフォトコールでは、クライマックスの激しい立ち回りシーンを公開。荒々しさの中に美しさのある剣さばきと、アツい人間模様を描き、時代劇の醍醐味を見せた。

公演は、6月9日まで大阪・クールジャパンパーク大阪TTホール、6月21日に愛知・東海市芸術劇場で行われる。