ロサンゼルスのマリファナのおはなし カリフォルニアで注目のマリファナの祭典! Cannabis Cup(カンナビスカップ) レポート 前編

 5/25、26にサンバナディーノで開催された「Cannabis Cup(カンナビスカップ)」。イベントに参加したBlue Dreamzさんがレポートをお届けします!

 

<Blue Dreamzさんが初参加レポート!>

 マリファナ雑誌High Timesが開催するCannabis Cup(カンナビスカップ)が今年はサンバナディーノで5/25、26に開催され、友人3人で行ってきました!Cannabis Cupは1988年にオランダはアムステルダムで始まったマリファナコンテストです。マリファナグロワーたちが、自分たちが丹精込めて交配し育てたマリファナの味、香り、ハイ、見た目など総合評価を競うコンペティションです。

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  アメリカ国内では2010年に始まり、マリファナはインディカ、ハイブリッド、 サティバ部門があり、今ではエダブル部門、ベープ部門、ワックス部門などカテゴリー分けされています。Cannabis Cupで入賞すると一気にマーケットに名前が知れ渡るので、どこのブランドも気合が入っています。

  今年も大盛況だったCannabis Cupですが、2018年はほぼイベントが行われなかったんです。というのも、2018年の嗜好用マリファナ解禁に基づき新しくできたマリファナイベントに関する法令が決まったばかりだったのもあり、市の許可が下りなかったそうです。今年は許可が下りて、主催者であるHigh Timesがソーシャルメディアで早くから告知をしており、心待ちにしていたカリフォルニアンは歓喜しておりました!

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   私も友人も初参戦でしたが、大満足のイベントでした。驚いたのは警備員の数!十分すぎる人数の警備員がいたおかげで安心感がありました。会場には、多くのフードトラックがありましたが、こういったイベントに付き物のアルコールが一切売られていなかったのがちょっと驚きでした。日本だったらフェスに行ったらまずはビールなどのお酒が販売されているのが一般的ですからね。

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 会場にはマリファナのブランドからエダブル、ワックス、ベープ、CBD、ジョイントのブランド、ローカルのディスペンサリーも出店していました。中にはワックス(Live Rosin)を作る機械まで販売されていました。各ブースでは商品を現金で購入が可能で、34.5%の税金はかからず、ディスペンサリーで買う通常の価格よりも全体的に安く販売されていました。

<後編に続く>

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■アドバイザー
Blue Dreamz

茨城県出身、2010年にファッションバイヤーになるのを夢見て、1年間の語学留学でロサンゼルスに渡米。その後メルローズ沿いの洋服屋に販売員/マネージャーとして勤務、独自のセンスを生かし、自身のセレクトシューズブランドADORE Los Angelesを立ち上げ順調に売り上げを伸ばすが、兄の死をきっかけに目的を見失う。人間活動に専念しようと生きていく中でカリフォルニアの医療用大麻というものを知り、日本との大麻に対する価値観の違いに衝撃を受け、自らリサーチを始める。

「日本人にとって大麻はドラッグのイメージがあります。小さい頃から大麻は人生をダメにするドラッグだと教えられる中、世界各国では医療用、そして嗜好用大麻が続々と解禁になっているのはギャップがありすぎるなと思いませんか?大麻にはメリットがあります。大麻によって精神的にも肉体的にも助けられた人をたくさん見ました。大麻先進国の事情をお届けし、少しでも偏見がなくなればと思います」

インスタグラム @bluedreamz

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