第一報で日本中に衝撃を与え、会見にて日本中からの祝福を浴びた感のある南海キャンディーズ・山里亮太さんと女優・蒼井優さんの結婚。しかし、このニュースを各情報番組が取り扱う中で、コメンテーターとして出演していた産婦人科医の宋美玄さんが失言をしてしまい、波紋を呼んでいます。
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宋さんは2人の結婚会見が行われた翌日の6月6日、『とくダネ！』（フジテレビ系）に出演。2人の結婚に祝福のコメントを寄せていたものの、「女性目線でいくと、結婚って子供産んだりするじゃないですか。さんざん山里さんの顔のことが話題になってましたけど、私はちょっと、なんか子供の顔が心配な人は無理」と笑顔で発言してしまったのです。
この発言に対し、ネットでは批判の声が殺到。放送が終わってからもこの発言は物議を醸し、同日夜に宋さんが自身のTwitterにて失言を認めて謝罪する事態に。さらにその宋さんの謝罪ツイートに対し、山里さん本人からフォローのリプライが入る展開になっていました。
宋美玄さんといえば、数多くのテレビやラジオに出演する人気者で、大ヒットした『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』（ブックマン社）や『女のカラダ、悩みの9割は眉唾』（講談社プラスアルファ新書）を始め、数多くの書籍も出されています。高齢出産や不妊治療、女性のピル使用などの啓蒙活動に積極的で、自身も小学2年生の娘と3歳の息子を育てる2児の母。不妊に悩む女性や子育て中の母親など、女性からの支持が特に厚い人物だっただけに、今回の赤ちゃんの容姿についての発言にショックを隠せないファンは多い模様。
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宋さんは問題発言のあった日の深夜、自身のTwitterにて「本日のとくダネで山里さんの外見について失礼な発言をしてしまい、山里さん、蒼井さんに大変申し訳なく思っています。蒼井さんは美しい女優さんで外見にコンプレックスがないのが羨ましいということが言いたかったのですが、表現力が伴わず視聴者の皆さまが不快となる表現となり申し訳ございません」と謝罪。さらに「コーナー冒頭にコメント致しましたように結婚会見をお2人の結婚を祝福しております。伏してお詫び申し上げます」、「言い訳は通用しないのですが、山里さんとは以前共演させていただいたことがあり、会見を見てその時の収録でいじらせていただいたことを思い出し、つい面白がって過激な表現となってしまいました。大変反省しております。以後気をつけます」と立て続けにツイートされていました。
この謝罪ツイートを受け、山里さん本人が宋さんに返信。
「僕のせいですみません。いぜんご一緒した時はいじっていただいて盛り上がったので、それで親しみを込めての言葉だと受け取っております。どうか気になさらないでください。そこらへんのパンチは余裕で受けなれていますので」と気遣いの言葉をかけ、宋さんも「山里さん、ありがとうございます。こんな時にお気を遣わせてしまって申し訳ないです。本当にその通りだったのですが、不適切ですみませんでした。会見での山里さんの優しさとお2人の仲睦まじさに感動しました。そして面白すぎでした。誠におめでとうございます」と改めて謝罪されていました。
しかし、宋さんが謝罪をしても気持ちが収まらない人は多いようで、宋さんのツイートに対し「一番言っちゃいけない職業の人が一番言っちゃいけない発言をテレビでした。怒り通り越して悲しくなった」「信用を失うのは一瞬ですね。テレビに出る医療関係者の中では、発言がまともな方と思っていましたが、一切の発言に価値を感じられなくなりました」「未来の子供の容姿に言及するのは背筋が凍りました」「どんな容姿でも生まれてくる赤ちゃんは親からしたら可愛く愛おしいはずだし先生もそのことをよくお分かりだと思います」と厳しいリプライが多数見受けられました。
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この宋さんの謝罪の言葉に対し、苦言を呈す関係者もいます。
「共演経験があった気安さから、つい軽口を叩いてしまったと言いたいのでしょうが、やはり生まれてくるかもしれないお子さんの容姿についてジャッジするような発言は産婦人科医としてはあるまじき事ですよね。謝罪の言葉で“表現力が伴わず”という言葉を使われてましたが、表現力の問題ではなく、考え方が間違っていたと認めたほうが良い。そうしないと山里さんが許したとはいえ、世間は中々許してくれなさそうです」（テレビ局関係者）
宋さんのような有名女医の問題発言としては、2018年8月26日、タレントで女医の西川史子さんが自身のインスタグラムにて、同じくタレントで女医の友利新さんについて「可愛い息子と娘と一緒で羨ましい」「勝ち組女医」「でも嫌いになれない位性格が良いんです」と表現。この“既婚で子持ちだと勝ち組”という表現が時代にそぐわないのではと疑問の声が上がったこともありました。
「今回、ネットでは山里さんと蒼井さんの会見でも、記者から当たり前のように“子どもは何人欲しい”という質問が飛んだことを疑問視する声もありました。このように“子どもはいたほうがいい”とか“子どもの顔はかわいい方がいい”とか“結婚したほうが勝ち組”という考え方は時代遅れだと捉える向きも多い中、宋さんの女性は子どもを産むのが当たり前、子どもの容姿は良いほうがいいと二重の古い価値観を露呈してしまったわけですから、今後の信頼回復が大変なのは間違いない」（女性誌編集者）
せっかくのおめでたい話題で、思わぬミソをつけてしまった形となった宋さん。今後、改めて謝罪されるのか要注目です。（文◎小池ロンポワン）
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