今年もまたUEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たせなかったPSG。久保建英の獲得が噂される一方、夏には大物選手を売却する可能性も指摘されている。
特にネイマールはトラブル続きでネガティブな話題が多い。ここでは、『givemesport』による「PSGがネイマールを売るべき3つの理由」を見てみよう。
ファイナンシャル・フェアプレー
ネイマールとキリアン・エムバペというサッカー界最高の選手を立て続けに獲得したPSG。
FFPについては、1.48億ポンド(200億円)の不均衡があると伝えられた。そのためUEFAチャンピオンズリーグから除外される危機にも瀕することに。
CASへの控訴によって、FFPについての調査は打ち切りになった。とはいえ、財政的なバランスをとらなければならない。
もしネイマールを売却すれば、バランスをとることが随分と楽になるだろう。
キリアン・エムバペの成長
昨季からパリで最強デュオを形成してきたネイマールとエムバペ。当初は先輩と後輩といった間柄だったが、もはやエムバペは相方ネイマールを凌駕している。
今季のエムバペは全43試合で39ゴール17アシストをマーク。一方のネイマールは怪我もあり、27試合で23ゴール13アシストだった。
退団を仄めかすような発言もあったエムバペだが、首脳陣とトーマス・トゥヘル監督は彼を中心としたチーム作りを考えている。2人のどちらかを売るなら…。
ネイマールの超破格給与
PSGの給与は欧州最高レベルにある。そのなかでもネイマールは破格で、週給53.7万ポンド(7400万円)とも伝えられている。年俸にすると、40億円ほどにもなる金額だ。
クラブはネイマールよりもはるかに安くて、それでいてクオリティを大きく損なうことがないオプションがありえると信じている。
ただ、相当なリスクにはなるだろう。なぜなら、PSGのプレーを見ている者ならば、チームの攻撃の全てがネイマールを経由していることを分かっているはずだからだ。
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とはいえ、彼が不在だったCLマンチェスター・ユナイテッド戦ではより完成され組織的なチームにも見えた。