ジャニーズ・嵐のビッグインベントが期待される2020年東京五輪

ジャニーズの人気グループ・嵐が2020年の東京オリンピック・パラリンピックで、「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」に就任が発表された。この決定で、嵐が開会式でのパフォーマンスをするグループになるのではという声も上がり始めている。

NHKは大会1年前からの特番や、2020年の本番では、嵐が競技会場やNHK特設スタジオなどから競技の迫力と感動を伝えるとしている。ある民放関係者は「この決定に忸怩たる思いをしているのは日テレでしょうね。これまで櫻井翔を幾度となく五輪のメインキャスターにしてきたし、東京五輪でも当然のように起用するつもりでいたはず。それがNHKに持っていかれた形ですから」。しかも2020年は嵐にとって最後の年だけに、日テレだけではなく「テレ朝なんかも、嵐のメンバーを五輪で引っ張りたいという思いを持っていたといわれています。他もあわよくばと動いていた局もあるといわれていました。それだけに5人でNHKというのはすごい決断でしょう」。

この決断の裏にあるのは東京五輪の開幕式にあるのではとも言われている。開会式などで、誰がパフォーマンスをするかはまだ決まっていないが、ジャニー喜多川社長はこのパフォーマンスに何らかの形でかかわりたいという思いを持っているとも言われていた。「今回、NHKをバックにつけたのはその思いを叶える大きな一手とも言われています。NHKはなんだかんだいっても、放送権料などで東京五輪に力を入れている。そのNHKがバックですから、無碍にはできないでしょう。その上、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長でもあり元総理の森喜朗さんはジャニーズ事務所とも懇意ですし、嵐のコンサートを見に行ったなどという話もまことしやかに流れているくらい、仲がいいといわれています。十分、開会式などで出演するアーティストの1組になりえるんじゃないんですか」と同関係者。

嵐の最後の年にビッグイベントが待ち受けるか。(二浦誠)

a**pさんによる写真ACからの写真
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