台湾の蔡総統、任期を残し落選も

与党が予備選政見発表

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台湾の民主進歩党の政見発表会の開始前、握手する蔡英文総統(右)と頼清徳前行政院長。中央は卓栄泰・党主席=8日、台北市(民進党提供・共同)

 【台北共同】台湾で来年1月の総統選に向けた与党、民主進歩党(民進党)の公認候補を決める予備選を前に、蔡英文総統と頼清徳前行政院長(首相)が8日、政見発表会を開いた。民進党は昨年11月の統一地方選で大敗、総統選でも苦戦は必至だが、来年5月の新総統就任まで任期を約11カ月残して現職総統が予備選で落選してしまう可能性すら出ている。

 政策発表で、蔡氏は「年金改革や国防、経済など、誰も実現できなかった政策を勇敢に推進した」と述べ、約3年間の実績を誇った。頼氏は「総統に当選したら、中国から台湾を守るための国防政策や政治改革など四つの目標を実現させる」とアピールした。