ブルースが球団史上初の快挙 移籍後4試合で4本塁打

【レッズ2-4フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク

通算300本塁打の実績を引っ提げてフィリーズに加入したジェイ・ブルースが球団史上初の快挙を成し遂げた。「6番・左翼」で先発出場したブルースは、1点ビハインドの5回裏無死一塁の場面でレッズ先発のタイラー・マーリーから左中間への18号逆転2ラン。この一発で3試合連続本塁打となっただけでなく、フィリーズ移籍後4試合で4本塁打という球団史上初の快挙を成し遂げた。フィリーズはブルースの球団史に残る活躍もあり、レッズに4対2で勝利。先発のザック・エフリンは7回途中4安打2失点(自責点1)の好投で今季6勝目(5敗)をマークした。

レッズがマーリー、フィリーズがエフリンの先発で始まった一戦は、初回にレッズがジョーイ・ボットーの5号ソロで先制。しかし、フィリーズは好投を続けていたマーリーから、5回裏にブルースが18号逆転2ランを放ち、その後の二死一・三塁のチャンスでは捕手タッカー・バーンハートの牽制悪送球で3点目をゲットした。6回表にエフリンが一死一・二塁のピンチを背負い、ホゼ・イグレシアスのタイムリーで1点を返されたものの、8回裏には無死一・二塁のチャンスで併殺を狙った遊撃ホゼ・ペラザの送球がエラーとなり、二塁走者のセザー・ヘルナンデスが4点目のホームイン。エフリン降板後はホゼ・アルバレス、ビンス・ベラスケス、ヘクター・ネリスが無失点リレーを展開し、リードを守り抜いた。

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