沖縄の釣り情報[有釣天]那覇一文字で正体不明の魚と格闘 「フライにすると美味だった」

©株式会社沖縄タイムス社

那覇一文字で95センチ、6.75キロのサバヒーを釣った饒波柚輝さん(左)=6月1日

 那覇市の當間真樹さんは、夜釣りでミーバイがヒットする打ち込みポイントとして佐敷海岸にある漁港の堤防外海側に通い続ける。水深3メートルほどの比較的浅い場所では、昨年11月に4キロのミーバイを釣っていて、他にも逃したアタリの大きさから「さらに大きなサイズが出てくるはず」と予想した。

 5月25日の午後11時、友人と2人で合計4本のタマン竿(さお)を防波堤上に並べた。波もなく穏やかな海面だが、強い風により寒さを感じる状況。並んでいた5人の釣り人がいつの間にか姿を消した。

 イカの切り身を餌にした友人の竿にほとんど反応が現れない中、當間さんのヤマトビーの切り身には何度も魚の反応が出る。こまめに餌交換を続けた午前1時、ロッドに固定したヒットセンサーがけたたましく鳴り響いた。くの字に曲がった竿に勢いよく飛びつくも、強い負荷がかかった状態でピトンから竿が抜けない。

 糸を送り込み、テンションを弱めてから竿を手に取った。強い力で道糸を巻きとるたびに魚の抵抗で引き出されること30分。最後まで暴れた73センチ、7.8キロのミーバイを釣り上げた。

    ◇    ◇

 1日、早朝一便で友人4人と那覇一文字に渡った中学1年生の饒波柚輝さん。それぞれフカセ釣りの仕掛けを用意して、表層に見えていたヒレーカーやカスミアジを誘うも食いは渋い。

 目立った釣果が出ないまま迎えた午後1時、饒波さんのオキアミの餌に中層付近で大きな魚が食いついた。表層付近を直線に走る動きに大型のカスミアジと予測。4号の道糸とハリスが切れないようにレバードラグで調整しながら20分かけて寄せてきた。

 正体不明の魚を取り込み、持ち込んだ釣具店でサバヒーと判明。95センチ、6.75キロの堂々とした魚体、「持ち帰ってフライにするとすごくおいしかった」と満足そうに話した。(名嘉山博 釣りPower)

佐敷海岸で73センチ、7.8キロのミーバイを釣った當間真樹さん=5月26日
西崎一文字で65センチ、3.2キロのタマンを釣った大城要さん=5月24日
海野海岸で68.3センチ、3.43キロのオニヒラアジを釣った崎浜秀也さん=5月29日
61.8センチ、2.89キロのタマンを釣った仲本賢次さん=5月25日
恩納村海岸で61.7センチ、3.04キロのタマンを釣った山城光弘さん=5月28日
東海岸で48.5センチ、1.75キロと47.6センチ、1.54キロのカースビーを釣ったNew Jack Anglerの山田和人さん=5月30日
安座真海岸で40.2センチ、1.07キロのカーエーを釣った中本邦明さん=5月30日