コールが7回14Kの力投 アストロズ延長サヨナラ勝ち

【オリオールズ3-4xアストロズ(延長11回)】@ミニッツメイド・パーク

3回までに3点を先行されたアストロズは、5回裏にジョシュ・レディックの7号ソロ、トニー・ケンプの4号2ランと2本の本塁打が飛び出して同点に。その後、両軍とも4点目を奪うことができないまま試合は延長戦に突入し、延長11回裏にロビンソン・チリーノスのタイムリー二塁打でアストロズがサヨナラ勝ちを収めた。アストロズ先発のゲリット・コールは7回113球を投げて被安打4、奪三振14、無四球、失点3(自責点1)の好投を披露。9回表からの3イニングを無失点に抑える好リリーフを見せた3番手のシオネル・ペレスが今季初登板で嬉しいメジャー初勝利をマークした。

開幕からハイペースで奪三振を積み重ねているコールが、またしても奪三振ショーを展開した。4回まで毎回2つずつ三振を奪い、5回終了時点で9奪三振。6回表先頭からの二者連続三振で2ケタ奪三振を軽くクリアし、7回表にはオリオールズの下位打線を三者三振に仕留めた。今季14先発のうち2ケタ奪三振は7回目で、今季の奪三振は早くも130に到達。奪三振率は13.82という驚異的な水準を誇っており、過去2シーズンと同様に200イニングをクリアすれば、奪三振数は300を超えることになる。昨季自己最多の276奪三振をマークし、さらなる進化を続けるコールが、今後どこまで数字を伸ばすか楽しみだ。

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