「かごしまおもちゃ病院」物を大切にする心伝え10年 鹿児島市

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ロボットを分解し、故障箇所を調べるおもちゃドクター(左)=鹿児島市のかごしま環境未来館

 鹿児島市で2009年に開設された「かごしまおもちゃ病院」が10周年を迎えた。これまで手掛けた修理は8788件。電子制御で複雑な仕組みのおもちゃが増える中、勉強会や研修を重ねて腕を磨き、2018年度の“完治率”は97%を誇る。依頼者の目の前で一緒に直すことを基本に、物を大切にする心を伝え続ける。
 3代目院長の荒井啓さん(80)=星ケ峯5丁目、元鹿児島大学教授=は「直ったおもちゃをうれしそうに持って帰る姿が一番の励み。これからも一致団結して和気あいあいと、1万件を目指したい」と語った。