米兵死亡 基地司令官が陳謝 佐世保市長に「申し訳ない」

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 佐世保市内で5月、米海軍佐世保基地に配備中の強襲揚陸艦ワスプの男性水兵(21)が基地外に拳銃を持ち出し、自殺したと見られる事案について、基地のブラッド・ストーリングス司令官が6日、朝長則男市長を訪ね、「市民に迷惑を掛けて大変申し訳ない」と伝えていたことが分かった。朝長市長が7日の定例会見で明らかにした。
 ストーリングス司令官は6日午前に市役所を訪問し、朝長市長らと約20分にわたり面会。現在警察や米海軍が捜査中とした上で「米海軍は武器を厳しく管理している。今回の事案は問題を抱えた個人の精神面など、人的な要因によるものと考える」と説明。朝長市長は「武器を管理するシステムが厳重でも人的な問題で今回のような事案は起こり得る。再発防止に努めてほしい」と伝えたという。
 朝長市長は会見で、基地の指示で日本人警備員が拳銃を携行したまま基地外を徒歩で移動していた問題にも触れ、「二つの事案に因果関係はないが、しかるべき措置や対応がされるよう国に求めたい」と述べた。