大村市宮小路3丁目の長崎県立大村城南高竹松農場で8日、田んぼアートの田植えがあった。9月には新元号「令和」と、秋に開館予定の県立・市立一体型図書館の愛称「ミライon」の文字が浮かび上がるという。
食べ物への関心を高めてもらうことを目的に取り組んでおり、今年で11回目。同校栽培環境部と福祉部の生徒のほか、近くの保育園児ら計約100人が参加した。
30メートル×27メートルの田に、図案化された文字に沿ってモミと葉が黒くなる古代米の苗を一つずつ丁寧に植えた。初めは泥に足を取られて戸惑っていた子どもたちも、高校生の指導を受けながら全身泥だらけになって植えていた。
栽培環境部の部長、前田海斗さん(17)=3年=は「子どもたちの指導は大変だったけど、きれいに文字が浮かび上がってもらえたらうれしい」と話した。
保育園児らと田んぼアートに挑戦 大村城南高
- Published
- 2019/06/10 11:00 (JST)
- Updated
- 2019/06/11 00:03 (JST)
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