UEFAネーションズリーグ決勝が現地時間10日に開催され、ポルトガル代表とオランダ代表のビッグマッチが実現した。
【ネーションズリーグ】C・ロナウド擁するポルトガルと新時代が到来したオランダ…UNL初代王者に輝くのは?〜決勝プレビュー〜
強豪国をなぎ倒し勝ち上がってきた両チーム。ポルトガルはエースのクリスティアーノ・ロナウドを最前線に置くシステムを採用し、ロナルド・クーマン監督率いるオランダは、ネーションズリーグで猛威を振るっているメンフィス・デバイをセンターフォワードに据えたフォーメーションで臨んだ。インテンシティの高い一戦で、攻勢に出たのは2016EURO王者のポルトガル。効率よくサイドから攻撃を仕掛けてチャンスを創出し、中央で待つC・ロナウドに合わせるスタイルでオランダのゴールに襲い掛かる。
【ネーションズリーグ】違いを作ったのはやはりC・ロナウド!ハット達成でポルトガルが決勝進出!
ポルトガルの積極的な攻撃が実を結んだのは、後半に入った60分でのプレーだった。今試合で再三チャンスメイクを行っていたベルナルド・シウバが抜け出し、ゴンサロ・グエデスにラストパスを供給。ペナルティアーク内からグエデスが右足を振り抜くと、ボールはGKの手を弾いてネットを揺らし、ポルトガルが待望の先制点を奪取する。1988年EUROから主要国際大会で優勝できていないオランダも猛反撃に出るが、ポルトガルが最後までゴールを許さず。1-0と勝利したポルトガルがネーションズリーグ初代王者に輝いた。