Dバックス3回表8得点で勝利 レイが好投で今季5勝目

【ダイヤモンドバックス8-2ブルージェイズ】@ロジャース・センター

ダイヤモンドバックスは、2点ビハインドの3回表に打者11人の猛攻で一挙8得点のビッグイニングを作り、逆転に成功。その後は追加点を奪えなかったものの、投手陣もブルージェイズに反撃を許さず、8対2で勝利して敵地ロジャース・センターでの3連戦をスイープした。ダイヤモンドバックス先発のロビー・レイは、初回にルルデス・グリエルJr.の5号ソロ、2回裏にダニー・ジャンセンのタイムリー二塁打で1点ずつを失ったが、7回途中まで107球を投げて被安打5、奪三振10、与四球1、失点2の好投で今季5勝目(3敗)をマーク。ブルージェイズは、先発のクレイトン・リチャードが3回途中7安打7失点と大誤算で、今季2敗目(0勝)を喫した。

一挙8点を奪い、一気に試合を決めた3回表のダイヤモンドバックスの猛攻は見事だった。一死からケテル・マーテイの15号ソロで1点を返し、二死後にヒット、暴投、連続四球で満塁のチャンス。ここで新人のケビン・クロンが逆転の2点タイムリーを放ち、再び二死満塁として、今度はティム・ロカストロが走者一掃のタイムリー三塁打を放ち、リチャードをノックアウトした。さらに、2番手のトーマス・パノーンからカーソン・ケリーが7号2ランを放ち、一挙8得点のビッグイニングが完成。マーテイは早くも昨季の自己記録(14本塁打)を更新し、エドゥアルド・エスコバーは打点こそなかったものの、3安打2四球で全打席出塁の大活躍だった。

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