マリナーズ6本塁打の一発攻勢 大谷は3三振で4タコ

【マリナーズ9-3エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

マリナーズは、トム・マーフィーとエドウィン・エンカーナシオンがそれぞれ2本塁打を放つなど、チーム合計6本塁打の一発攻勢でエンゼルスに9対3で勝利。敵地エンゼル・スタジアムでの3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。オープナーに起用されたオースティン・アダムスのあとを受けて2番手で登板したウェイド・ルブランが6回6安打2失点の安定したピッチングで今季3勝目(2敗)をマーク。エンゼルスは先発のホゼ・スアレスが5回途中4安打2失点でメジャー初黒星を喫し、リリーフ陣も失点を重ねた。なお、エンゼルスの大谷翔平は「3番・指名打者」で先発出場。第1打席から3打席連続で空振り三振、8回裏の第4打席はセカンドゴロに倒れ、4打数ノーヒットに終わった(打率.248)。

2回表にマーフィーの6号2ランで先制したマリナーズは、3回裏にトミー・ラステラの15号ソロで1点差とされるも、6回表にエンカーナシオンの19号ソロ、ダニエル・ボーグルバックの16号ソロと二者連続アーチが飛び出し、カイル・シーガーにもタイムリーが出て4点リード。7回表にはエンカーナシオンがこの試合2本目となる20号2ランを左中間の自軍ブルペンへ運んだ。7回裏にルイス・レンヒフォの犠牲フライで1点を返されたが、直後の8回表にはマーフィーがこの試合2本目となる7号ソロ。8回裏にはセザー・プエーロのタイムリーで再び5点差とされたものの、9回表にカイル・シーガーが4号ソロでとどめを刺した。エンカーナシオンは19号ソロで通算1200打点、20号2ランで通算400本塁打の大台に到達。マーフィーは直近の出場5試合で5本塁打となり、打率.304、OPS.950と予想外の活躍を続けている。

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