驚きのラストにファン騒然!? 今夜放送の「警視庁捜査資料管理室」最終回をイベントで先行試写会!

BSフジで本日6月10日午後11:00から第2シーズン最終回が放送される「警視庁捜査資料管理室」(第1シーズンのタイトルは『警視庁捜査資料管理室(仮)』)のファンイベント「ファンの方へ大感謝シーズン2最終回先行試写会&赤ペン瀧川ほかスペシャルゲストのトークイベント!」が6月8日、渋谷のトークライブハウスで開催された。

まず、主人公・明石幸男を演じた瀧川英次のもう一つの顔である赤ペン瀧川がステージに登場し、スライドショー形式のミニライブを敢行。内容は、今回のイベントの参加申し込みメールに添えられた応援メッセージや質問コメントを紹介しながら、ツッコミを入れたり、話題を広げたりしていくもの。たとえば「30分とは思えない、ぜいたくに濃縮されたドラマだと思います」というコメントを取り上げた上で、「撮影した素材を普通につなげると45分になるのに、オンエアでは30分枠に収まっている」「どこがカットされているか、僕にも分からない(笑)」と明かす。ほかにも質問コメントに答える形で「アドリブは基本的にない」「撮影は2日間、編集は10日間」といった裏話を語り、ファンは熱心に耳を傾け、的確なツッコミに笑い声を上げた。

続いて最終回の先行上映がスタート。明石が資料の入力作業に励んでいると、休憩中に外へ出た小守泰次郎(武野功雄)から電話がかかってくる。怪しい男を見かけたため、尾行するという。小守の身を案じる明石。ふと振り返ると、部屋の中に見知らぬ少女が…。思いも寄らない展開とテンポのいい会話劇に場内は大いに盛り上がり、ラストシーンでは「ええ~!」と驚きの声が上がった。

休憩を挟んでメーキング映像が上映された後、キャスト、スタッフによるトークが始まる。瀧川、野添久美子役の小橋めぐみ、戸塚美保役の秋元才加、武野、栗山孝治役の川野直輝、第7、8話のゲストキャラクター・早乙女将太役の堀井新太、第6話に「振り込め詐欺のポスターを運ぶ役」で出演した(第1シーズンでは宅配便の配達員役)ウラシマンタロウ、そして脚本の山内直哉氏と田中佑和監督が登壇。台湾の映画祭に出席中だった山口淳太監督も中継で参加し、司会は番組ナレーターでもある渡辺真理が務めた。

第2シーズンから出演した武野が「最初の衣装合わせの時、プロデューサーや監督と一緒に瀧川さんもいた」と明かすと、秋元、堀井も「自分の時も」とうなずく。秋元が「主役になると衣装選びとかにも関われるんだなと思った」と当時を振り返ると、第1シーズンから出演している小橋が「私の衣装合わせにもいらしていました。…偉くなったんだなあ、と」とつぶやき、場内は爆笑。瀧川によると「どういうキャラになるか事前に見ておきたかっただけ」ということだったが、「気持ちはほぼスタッフ」とも語り、今作への思い入れの深さをうかがわせた。ほかにもキャストが語る裏話や、山内氏が語る脚本作りの苦労、田中監督が語る演出のこだわりは、それぞれ興味深いものばかり。また、長回しの撮影とセリフの量の多さが話題になり、川野、堀井が「大変だった」と振り返ると、秋元が「主役のオファーはありがたいものだが、明石ほどの膨大なセリフ量がある役だったら引き受けるか?」という質問を投げかける。武野は冗談半分に「パス(笑)」と答えたが、そのほかのキャストは「もちろん受けます。というかもっとセリフください(笑)」(ウラシマンタロウ)など、即答だったり、悩んだ末だったりの違いはあっても「引き受ける」と答えていた。

最後はそれぞれ「シーズン3があるなら、より頑張りたい」「さらにパワーアップした作品(役)にしたい」と抱負を語り、瀧川が「続きがあったらまた応援していただき、それぞれの活動も見守っていただきたい」と締める。さらに、最終回の翌週から第2シーズンの「最速再放送」が始まることを告知。「再放送の最終回が終わるころまでには、なんとかしようと思っているんですよね(笑)」と渡辺が問うと、瀧川が「そうですね、いい発表ができるように」と瀧川が答え、武野が「できなかったら第1シーズンの再放送を」と笑わせ、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。

会場に詰めかけたファンのためにも次なる展開を期待したいところだが、まずは本日放送の“驚きの声が出る”最終回を、お見逃しなく。

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