県内6市町に大雨警報 土砂災害や河川増水へ警戒を

 横浜地方気象台は10日、大雨による土砂災害や河川の増水などへの警戒を呼び掛ける気象情報を発表した。午後6時現在、横須賀、平塚、小田原市と葉山、二宮、中井町に大雨警報を出し、二宮町には洪水警報も発表している。

 気象台によると、低気圧や梅雨前線などの影響で、県内は10日夜遅くにかけて広い範囲で雨が降り続く見込み。大気の状態が不安定となり、雷を伴って1時間に25ミリの強い雨が降る所もあるという。

 大雨警報や洪水警報は、5月から運用が始まった5段階の警戒レベルで、レベル3相当の情報。気象庁は、高齢者らは自ら避難の判断をするよう呼び掛けている。

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