ルノー、2019年初のダブル入賞で“ビッグスマイル”。「メルセデスとバトルができた。誇りに思える週末」とリカルド:F1カナダGP日曜

 2019年F1カナダGP決勝で、ルノーのダニエル・リカルドは6位、ニコ・ヒュルケンベルグは7位だった。今シーズン初のダブル入賞を喜ぶチーム代表シリル・アビテブールは、「リカルドは予選4番手を獲得し、チーム全員を彼と同じぐらいの笑顔にしてくれた」ともコメントしている。

■ルノーF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=6位
 できることは全部やり切ったし、最終的な結果にも満足している。チームとしては今年初のダブルポイントフィニッシュで、それも6位と7位という大量得点になった。十分に満足だよ。

 この週末には、いくつものポジティブな兆候があった。現時点では、まだトップチームには敵わないのは確かだけど、何ラップかの間はバルテリ(・ボッタス)とバトルができて、ものすごく楽しかった。僕らは現実的なアプローチを採っているが、チームとしてこの週末を誇りに思うべきだ。このチームには、プッシュし続けようという意欲と決意があり、それが本当に励みになる。

2019年F1第7戦カナダGP ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)

ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=7位
 チームとして、本当にいい結果を出せたことを素直に喜びたい。レース全体を通じてペースは良く、ソフトタイヤをいい状態に保てたし、その結果、終盤には周囲のライバルよりフレッシュなタイヤで走れた。ただ、クルマのオーバーヒートを防ぐために、途中から少しペースを緩めざるをえなくなり、それ以降はチームとして結果を残せればよしと考えることにした。

 それでも、僕らは笑顔でカナダを離れることができる。最近の3、4レースはいろいろな理由でうまく行かなかったけど、今日はクルマのポテンシャルを完全に引き出せたからね。エンストンとビリーのスタッフのハードワークに、とてもいい形で報いることができた。今後の目標は、この勢いを維持することだ。

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