久保フィーバーの裏で・・なでしこが女王奪還目指す女王W杯は激戦の予感!

6月9日、男子のサッカー日本代表サムライブルーが2-0と勝利したキリンチャレンジカップは、18歳の久保建英の代表デビューもあり盛り上がった。しかしその裏では、なでしこジャパンが世界女王奪還を目指す女子W杯がフランスで開催されていることを忘れてはならない。

2019年は5月~6月にかけて、日本代表の試合が目白押しである。アンダーカテゴリーではU-20W杯やU-22の参加するトゥーロン国際大会、A代表では南米選手権コパ・アメリカだ。中でも最も大きな舞台となるのは、なでしこジャパンが女王奪還を狙う女子W杯だろう。

多くのサッカーファンは、U-20日本代表のグループリーグ突破や久保建英の代表デビューに沸いたことだろう。しかし既に女子W杯はフランスで開幕している。かつての女子サッカーは、絶対女王アメリカの後をなでしこジャパンが追う構図であったが、現在は欧州各国が力をつけてきた。今大会、これまでに終えているグループリーグ1回戦では、欧州の国が全て勝利している。なでしこジャパンはアメリカだけでなく、開催国フランスやイングランドといった欧州の強豪国を退ける必要がある。男子の影に隠れがちだが、2011年W杯優勝以来のなでしこジャパンフィーバーを、日本中に起こしてもらいたいものだ。

2011年のW杯優勝は日本中を元気づけた。なでしこジャパンは再び頂点に立てるのか!?

© 株式会社愛幸