故金大中氏の妻、李姫鎬さん死去

96歳、民主化運動を支える

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死去した李姫鎬さん

 【ソウル共同】韓国の故・金大中元大統領の妻、李姫鎬さんが10日、老衰のためソウル市内の病院で死去した。96歳だった。聯合ニュースが報じた。

 1980年、金大中氏に内乱陰謀罪などで死刑判決が下ると獄中の支援を続け、民主化運動を支えた。73年に金大中氏が東京から拉致される事件も起きており、幾多の苦難を夫婦で乗り越えてきた。

 金大中氏は98年に大統領就任。金大中氏が00年にノーベル平和賞を受賞するきっかけとなった北朝鮮の金正日総書記との初の南北首脳会談にも李姫鎬さんが同行した。

 11年に北朝鮮の金正日総書記が死去した際は、李姫鎬さんが民間弔問団として訪朝した。

自宅で談笑する金大中氏(右)と李姫鎬さん=1993年8月(聯合=共同)