<知事選>上田知事、14日に進退表明か「総合的に考えて判断」 自民県連、青島健太氏への出馬要請を決定

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 8月末に4期目の任期満了を迎える上田清司埼玉県知事は10日の定例会見で、進退表明の時期について「今週の終わりか来週の初めぐらいにはと考えている。皆さんの迷惑が掛からない範囲内で行いたい」と述べた。会見後、14日午後に記者会見を開くことを明らかにした。進退を表明するとみられる。上田氏は全国知事会長も務めている。一方、今夏の知事選(8月25日投開票)で、独自候補の擁立を目指していた自民党県連は同日の役員会で、元プロ野球選手でスポーツライターの青島健太氏(61)に近く、出馬要請することを正式に決定した。

 上田知事は自身の進退表明について、衆参ダブル選挙の可能性など政治情勢も踏まえて判断するとして、具体的な時期は明言してこなかった。この日の会見で「できるだけ統一地方選後と言っていたが、忙しくてタイミングを取る時期を逸している間に、政治情勢でいろいろな話が出回ってきた。国会の日程も延長なしという話で固まりつつある。いろいろと総合的に考えて判断した」と話した。

 青島氏の印象については「県や教育委員会の事業の講師など、大変お力添えいただいたことは聞いているが、私自身は直接関わったことがなく、面識がない」と述べるにとどめた。

 一方、自民党県連の新藤義孝会長(衆院埼玉2区)は役員会後に記者会見を開き、青島氏に対して出馬要請する方針を明らかにした。青島氏について「子どもの頃から草加市に住み、少年野球、中学、高校、大学と全てのチームで主将となり、リーダーシップを発揮されてきた。文武両道を地でいく方。新鮮なリーダーとして、埼玉県の可能性を最大限に引き出してもらえる」と要請理由を述べた。

 青島氏は埼玉新聞の取材に「知事選に名前が出ることは大変光栄なこと。ただ、正式に要請があるまではコメントは控えたい」とした。

 知事選を巡っては、希望の党を離党した行田邦子参院議員(53)、国民民主党の大野元裕参院議員(55)らが出馬を表明。共産党も独自の候補擁立を探っている。