米、香港の条例案に深刻な懸念

国務省「自治を揺るがす」

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 【ワシントン共同】米国務省のオルタガス報道官は10日の記者会見で、香港から中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案について「香港の自治を揺るがす可能性がある」と批判し、改正を目指す香港政府に対して深刻な懸念を表明した。

 オルタガス氏は、改正に反対して香港で行われた大規模デモに触れて「香港の人々が反対しているのは明白だ」と強調。高度の自治を約束した「一国二制度」が揺らげば香港の国際的な地位が低下するリスクがあると警告した。

 ポンペオ国務長官も5月16日、ワシントンで香港民主派の重鎮李柱銘氏らと面会し、同条例の改正案に懸念を表明している。