芦北の映像美たっぷり 映画「ふたりの空」完成

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上映後、作品に込めた思いを語るササハラハヤト監督(左から3人目)と出演者=芦北町

 熊本県芦北町で全編撮影した映画「ふたりの空」の完成試写会が9日、同町の町民総合センターであり、地元出身の映画監督ササハラハヤトさん(27)=東京=と出演者が舞台あいさつした。

 作品は約45分の中編映画で、ササハラさんのオリジナル脚本。芦北の風景を織り交ぜながら、仕事に悩む兄と、恋に悩む妹を中心に誰もが直面する人生の葛藤を描いている。

 住民有志でつくる「あしきた映画製作委員会」が制作費集めやPR活動を担当。撮影は昨年4~5月に行われ、町民もエキストラなどで参加した。

 試写会には約450人が参加。芦北高や大野温泉などが登場し、映し出される美しい海と山の映像に見入った。ササハラさんは「見た人の心が一歩前に進むような映画になればうれしい」と話した。

 作品は国内の映画祭などに出品後、県内や東京での公開は来年を予定している。(澤本麻里子)