昨年8月に芸能界引退が報じられたものの、最近になってテレビ出演などが相次いでいたフリーアナウンサーの小林麻耶さんが、いよいよ本格的に事務所に所属し、芸能界復帰することが分かりました。
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麻耶さんは6月10日、自身のブログを更新し、タレントの生島ヒロシさんが運営する芸能事務所「生島企画室」に所属することを報告。また、麻耶さんの夫である整体師・國光吟さんも自身のブログを更新し、同じく生島企画室に所属することを発表。芸名は「あきら。」であることを報告されています。
麻耶さんといえば、5月30日放送の『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ系)に出演し、記者から逃れたいがために一度は引退宣言をしたものの活動を再開したい気持ちがあることを宣言。
5月31日のインスタグラムでは「引退撤回ですか? という事に大して、どういう表現をしたらいいのかというのが現状です。体調が良くなった今、仕事をしていきたいと思います」と芸能界復帰に意欲を見せていたものの、一度引退した身なのにメディア出演していることに対して多くの人から反感を買っていました。
そんな中で発表された、なかば強引にも見える「事務所所属宣言」に対する世間の反応やいかにーー?
麻耶さんはブログにて、下記のような文面を発表。
「この度、生島企画室に所属する運びとなりました。
事務所に所属し仕事をしたいと思いながらお茶をしていた時、偶然目の前を通られたのが生島ヒロシさんでした。
生島ヒロシさんの著書『どん底に落ちてもはい上がる37のストーリー』P122では“悲しみを忘れたことはないし、悲しみが癒えることはきっとない。でも、残された僕たちは、突然人生の幕を下ろされてしまった彼らの命も背負って、全力で生きていく”と、書かれてありました。
生島企画室で仕事再開出来ること感謝致します。
TBSアナウンサーからフリーアナウンサーという経歴にもご縁を感じています。
今までお世話になりましたセント・フォースさんに心から感謝しています」
生島さんといえば、2011年3月11日に起こった東日本大震災にて、妹の亀井喜代美さんを亡くされています。麻耶さんも2017年6月22日に妹の小林麻央さんを亡くされており、この麻耶さんの文面を読むに、生島さんのそういった過去に非常なシンパシーを感じておられるのが伝わってきます。また前事務所の名前を出していることから、多方面に配慮されていることも感じ取れます。
……とはいいつつ、麻耶さんが5月31日に自身のインスタグラムで綴った、
「体調の為、事務所を辞めました。引退をする為に辞めた訳ではありません。その後、引退説が流れました。なんで引退になってしまっているのだろうと思いました。体調が悪かったので引退でも仕方ないかなと思っていました。記者に追われ、怒りに任せ引退しているのでとブログで書いてしまいました。こういう経緯なので、引退撤回ですか? という事に大して、どういう表現をしたらいいのかというのが現状です。体調が良くなった今、仕事をしていきたいと思います」
という言葉が「引退を周囲のせいにしている」「引退撤回って素直に宣言するのが何でできないの?」と世間から不評だったのは事実。
本来なら「体調が良くなりましたので引退を撤回します。お騒がせしてすみません」という正式な報告もあって然るべきという意見も多い中、先に事務所所属という既成事実を作った麻耶さんのやり方に異を唱える声が続出したのです。
ネットでは「偶然目の前を通られたのが生島ヒロシさん…んな事起こるの?w 話盛るの好きだなあwww」「ズルズル活動しないで正式に会見でもしたらちょっとはイメージ違ったのに」「素直に引退撤回しますって言えばまだ心証悪くないのにね…」「一度辞めるって言った人やし、辞めるって嘘かい! ってなってるから素直に頑張れーとはならんわ」「引退って言葉を使ってファンに悲しい思いをさせたのは小林さんだよ? もっと自分の言動に責任を持ってほしい」といった声が上がっていました。
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麻耶さんの事務所所属報告に対し「やり方が下手すぎます」と語るのは芸能雑誌関係者。
「麻耶さんは今現在、かなり好感度が低い状況だと思われます。『直撃!シンソウ坂上』でのマスコミ敵視発言で情報番組・週刊誌には嫌われているし、妹さんを亡くされているのに『死にたかった』発言をしてしまったことも視聴者を幻滅させてしまったのも事実。夫のアキラさんの売り込みに必死な感じも商売の匂いがして受け付けないという意見も多いですし…。昔のような“ぶりっ子のフリーアナ”のポジションは田中みな実さんが陣取っていますし、何より『直撃! シンソウ坂上』でシリアスな一面を見せてしまったので、どれだけテレビでキャピキャピしていても嘘くさく見えてしまうのは必至。ダークなイメージを払拭するのはかなり大変なのでは」(テレビ局関係者)
視聴者をモヤモヤさせたまま、無理矢理に芸能界復帰の道筋を作り、それに突き進んでいる感のある麻耶さん。夫の“あきら。”さんを伴い、起死回生のホームランを打って芸能界に返り咲くことはできるのか?
今後の麻耶さん夫婦の動向に“マジで”注目したいところです。(文◎小池ロンポワン)