世界初のボンネット透視技術実用化。新型『レンジローバー・イヴォーク』が日本上陸

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 2010年発表の初代モデルが世界中で累計80万台以上も販売され、210以上の国際的な賞を獲得しているラグジュアリー・コンパクトSUVの先駆者、『レンジローバー・イヴォーク』がいよいよ第2世代に進化。新たなモジュラーアーキテクチャーや視野確保の電脳化技術“ClearSight”など新機軸を多数採用し、6月1日より受注が開始されている。

 ショーモデルの衝撃がそのまま街へと飛び出した初代から初のフルモデルチェンジを経て、2代目となった『レンジローバー・イヴォーク』も、ひと目でイヴォークとわかる特徴的なクーペスタイルのシルエットを継承。加えて“Reductionism(還元主義)”というデザイン理念を採り入れ、最新のテクノロジーと利便性、実用性、そしてランドローバー車としての高い悪路走破性を、よりモダンなデザインで包み込む仕上げとなっている。

 エクステリアは、最新デザインを採用する上位モデルの『レンジローバー・ヴェラール』にも通じるスタイリッシュなものとなり、ドアパネルに格納されるデプロイアブル・ドアハンドルやシャープな印象を与える超薄型マトリックスLEDヘッドライトが滑らかで美しいボディを際立たせる。

 一方のインテリアも、10インチの2つの高解像度のタッチスクリーンから成る最新のインフォテインメント・システム“Touch Pro Duo”を備え、シートカラーには新色のクラウドとディープガーネットを追加。

 さらにその素材には従来のレザーに加え、高い耐久性を誇るウール混紡のKvadratプレミアムテキスタイルやリサイクル素材を活用したDinamicaスエードクロス、ユーカリ素材を使ったEucalyptusメランジ・テキスタイル、しなやかな風合いと高い通気性、抗菌性が特徴のUltrafabricsポリウレタンなどを取り揃えた。

 それら最新デザインを支える骨格には、電動化に対応する新設計のPTA(Premium Transverse Architecture)と呼ばれるモジュラープラットフォームを採用。ホイールベースを20㎜延長し、リアシートのレッグルームやトランクルームを拡張したほか、タブレットやバッグ、ペットボトルなどを収納する充分なスペースも確保された。また、40:20:40の分割可倒式リヤシートを倒すと、トランク容量も最大1383リットルにまで拡大される。

 その新シャシーに搭載するパワートレインは、従来からの2リッター4気筒INGENIUMディーゼル・エンジン(D180)と、同4気筒INGENIUMガソリン・エンジン(P200、P250、P300 MHEV)で、全17機種を展開。

 とくにP300 MHEVの呼称を持つジャガー・ランドローバー(JLR)初となるマイルド・ハイブリッド(MHEV)は、48Vのバッテリー、ベルト・インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(BISG)、コンバーターを搭載し、17km/h以下に減速するとエンジンを停止させて減速エネルギーを蓄電し、そのエネルギーを発進時に動力として活用。渋滞などの低速時にも威力を発揮する高効率なパワーパックとなっている。

ドアパネルに格納されるデプロイアブル・ドアハンドルやシャープな印象を与える超薄型マトリックスLEDヘッドライトを採用
最大渡河水深は旧型比100mm増の600mmに進化。2種類の外観トリムを設定する
PTAはドアヒンジを除き99%新設計のボディ構造となり、居住空間とトランク容量の拡大を実現

 そして利便性と実用性を高める最新機能として、まるでボンネットがないかのようにフロント下180度の視角を確保する世界初の“ClearSightグラウンドビュー”も搭載。これは2014年に発表したトランスペアレント・ボンネット・テクノロジーを具現化したもので、段差のある中央分離帯や、オフロードなど障害のある路面を走行する際にその効果を発揮する最新テクノロジーとなっている。

 また同じく、乗員や荷物で後方視界が悪い時に活躍する“ClearSightインテリア・リヤビューミラー”も初採用し、カメラで撮影した視野角50度の高解像度映像をルームミラーに映し出して視認性を高めるなど、日常の利便性を高める機能も備えられた。

 そのほか、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、人工知能(AI)アルゴリズムを駆使してドライバーの好みや行動パターンに合わせた設定をサポートするスマート・セッティング、ワイヤレス接続で最新のソフトウエアにアップデートできるSOTA(Software Update Over The Air)もランドローバーとして初採用。

 離れた場所から車の情報を確認・操作できるリモートや、スマートフォンのアプリを車両のタッチスクリーンから操作できるInControlアプリ、4G回線のWi-Fiホットスポットなどを備え、Android AutoやApple CarPlayにも対応している。

 また、2020年モデルのみの限定グレード”FIRST EDITION”も設定され、R-DYNAMIC SEをベースに、20インチホイールや、ブラックコントラスト・パノラミックルーフ、専用の“FIRST EDITION”スクリプト付イルミネーテッドメタル・トレッドプレートやカーペットマット、デュオトーンシートを装備。エクステリアカラーは専用色としてノリータグレーが用意され、そのほかソウルパールシルバー、ユーロンホワイトからも選択可能とした。

 路面状況に応じて最適なサスペンション、トランスミッション、トラクションなどの車両設定を自動制御するテレイン・レスポンス2も『レンジローバー・イヴォーク』として初搭載した大幅進化の2代目モデル。その価格設定は461万~821万円となっている。

新素材も多数採用したシートカラーには、新色のクラウドとディープガーネットを追加
まるでボンネットがないかのようにフロント下180度の視角を確保する世界初の”ClearSightグラウンドビュー”も搭載
乗員や荷物で後方視界が悪い時に活躍する”ClearSightインテリア・リアビューミラー”も初採用した

Land Roverウェブサイトhttp://www.landrover.co.jp
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