「令和も私、失敗しないので」。米倉涼子主演「ドクターX」10月に放送決定!!

「いたしません」「私、失敗しないので」という名ゼリフでおなじみの米倉涼子演じる天才外科医・大門未知子が、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描いた医療ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」が、10月期(木曜午後9:00、開始日未定)にテレビ朝日開局60周年記念番組として待望の復活を果たす。

2017年に放送された第5シリーズのラストでは、未知子が後腹膜肉腫で余命3カ月と診断された。しかしそこから奇跡の生還を遂げ、昨年放送された勝村政信主演のスピンオフドラマ「ドクターY~外科医・加地秀樹~」では、キューバで元気にバカンスを楽しんでいる姿を見せた。そんな未知子がついに日本に帰国! 日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に、待望の第6シリーズをスタートさせる。

令和の時代を迎えた医療界は、権威世代と次世代のバランス、コンピューターやAIとの共存など多くの問題が時代の波となって押し寄せていた。そんな中、「東帝大学病院」は、かつてないほどの大赤字に直面していた。その危機の匂いを嗅ぎつけた「ハゲタカ」の異名を持つ企業再生のプロであり投資家のニコラス・丹下は、再生プランをもって東帝大学病院の経営再建に乗り出してくる。それは一方で“医療の合理化”を迫られることでもあり、病院はリストラやコストカットという現実にも直面。命のやりとりをする医療現場は、ビジネス最優先となり、ますます政治と権力争いの場へと変貌を遂げていく。そんな中、丹下に呼ばれ、東帝大学病院に戻ってきた未知子。新たな権力争いが激化する“白い巨塔”で、またも孤高の戦いに挑むことになる。

前シーズン終了から2年の間、「『ドクターX』やらないの?」という声を無数に聞いてきたという米倉は、「私自身もそろそろ、みんな(『ドクターX』のメンバー)と会いたいなって思っていたので、うれしいです!『ドクターX』をやっていない間も、みんなと会うと“チーム感”があって、『みんなが、みんなのための、みんなでいられる空間だな』ということをすごく感じるんです。まだお芝居の仕事を始めて20年ですが、こんなにありがたい絆はなかなか得られるものではないと思っています」と続編に喜び。

さらに「この作品も第6シリーズまで来たわけですが、ここまでやってこられたのも視聴者の皆さんのご支持と、集まってくださるキャストの皆さん、そしてまたやりたいと思ってくれるスタッフの方々のおかげ。それはとても大事なことだなと思います。ただ、なにせ2年ぶりなので腕が鈍っていないかだけが心配です(笑)。私、加地先生役の勝村政信さんよりブランクがあるんですよ! 彼は、昨年『ドクターY』をやっているので…。だから加地先生には負けないようにしなきゃって思っています(笑)」と「ドクターY」への軽いライバル心も。

そして、この作品について「最近では街中などでも、『米倉涼子だ』と言われるよりも『大門未知子だ』と言われることの方が多くなりました。自分が思っている以上に『ドクターX』という作品や大門未知子というキャラクターは皆さんにとって身近なものになっているんだなと実感しますし、私自身も誰かと会話をする時に、無意識に未知子や蛭間、晶さんの話をしていることもあり、私にとっても今や身近で自然なものです」と思いを述べ、「2年ぶりの『ドクターX』、ちょっと緊張していますが、自由で力強い大門未知子で帰ってきたいと思います。『令和も私、失敗しないので!』」とおなじみの決めゼリフで締めくくった。

共演となる内田有紀(城之内博美・役)や岸部一徳(神原晶・役)をはじめ、遠藤憲一(海老名敬・役)、勝村政信(加地秀樹・役)、鈴木浩介(原守・役)、さらに前作のラストで収賄疑惑をかけられ東京地検特捜部に逮捕された東帝大院長・蛭間重勝を演じる西田敏行らも再結集。そして、勝村政信演じる加地秀樹が主役のスピンオフドラマ「ドクターY」の最新シリーズが、「ドクターX」放送に先駆けて、この秋、全国ネットの日曜プライム枠で2時間ドラマとして放送されることも発表された。

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