ザ・コインロッカーズ☆秋元康プロデュースの新ガールズバンドから選抜メンバーが登場！

秋元康プロデュースの新プロジェクトとしてスタートしたザ・コインロッカーズが、ドラマ「俺のスカート、どこ行った？」（日本テレビ系）の主題歌に起用されているデビューシングル「憂鬱な空が好きなんだ」を6月19日（水）にリリース。約1万人の応募者から選ばれた39人がザ・コインロッカーズのメンバーだが、その最大の特徴は、「楽曲ごとに、その楽曲の音楽性に合ったメンバーを選抜してバンドを編成すること」だ。そんな、世界でも類を見ない斬新なコンセプトで誕生したザ・コインロッカーズから、栄えあるデビューシングル表題曲のメンバーに選抜された9人が、オーディションに参加したきっかけやデビュー曲への思い、今後の夢などを語ってくれた。

──まず、オーディションを受けたきっかけから教えてください。

田村「お母さんがオーディションの告知を見つけて、私に教えてくれました。私はもともと音楽で芸能界に入りたいと思っていたんですけど、それをお母さんも知っていたんです」

森「私もお母さんが見つけてくれて、『応募してみたら？』って言ってくれたことがきっかけです」

鏡味「Twitterでバズっているのを見て、応募しました。ずっとバンドをやりたいなと思っていたので」

有働「私もたまたまTwitterで情報を見つけました」

手塚「私もTwitterです。友だちがオーディション情報をリツイートしていて」

HANNA「ギターの先生にエフェクターについて相談をしに行った時に、このオーディションのことを教えてもらいました。募集開始日が私の誕生日だったので、節目の記念の意味もあって応募しました」

Emily「私は芸能活動をしたいと思って日本に来たので、ずっとチャンスを探していたんですけど、お母さんと一緒に見つけました」

絹本「原宿に洋服を買いに行っていた時、ポスターを見たことがきっかけで応募しました。何か、面白い人が集まりそうだなって」

松本「私は、私じゃなくて両親が原宿に行った時にフライヤーを受け取って。『こんなのがあるよ』って教えてくれました。両親が、けっこうオシャレが好きなんです（笑）」

──「憂鬱な空が好きなんだ」は、疾走感のあるナンバーに仕上がっていますよね。

森「1曲の中にいろんなメロディーやリズムの展開があって、中毒性があるし、どの年代の方も覚えやすい曲だと思います」

松本「ネガティブな部分とポジティブな部分、その両方がある歌詞にも注目してほしいです。どっちも含めて人間なんだって思うし、私自身もそういうタイプ。そういう人って多いと思うので、聴いていただけたらきっと響くと思います」

手塚「デビュー曲だから、もっと単純なコードで、リズムもシンプルな8ビートとかかと思っていたら、想像を超えるぐらいの難しい曲でした（笑）。でも、この曲でデビューできることが、本当にうれしいです」

──初ライブハウスツアー「SHOWCASE LIVE」も始まっています。

有働「ツアーのスタートとなった2DAYS公演は大きな経験でした。初めてファンの人に会って、その前で演奏したことで自信につながったと思います」

手塚「自然体でライブを楽しめました。見ている方たちにも同じように自然体で楽しんでもらえたらうれしいし、これからのライブでもそういう空間を作っていきたいです」

田村「1日目は緊張で自分だけみんなについていけていない気がしていました。でも、2日目は絶対に楽しむぞっていう気持ちで演奏して、1日目よりは笑顔が多かったかなって思います」

絹本「私は、ギターを始めてまだ4カ月なんですけど、やっぱりライブ前はすごく不安だったんです。でも、ライブが終わってからは、まだまだ未熟だけど、今はそんな自分を見てほしいという気持ちになりました。きっと何カ月後かには、もっと成長した自分を見せられると思うので、まずは今の未熟な自分を見てほしいです」

──初の冠番組「ロッカーに何、入れる？」（TOKYO MX）も放送されています。過去の放送もYouTubeで配信されていますが、見どころを教えてください。

森「やっぱり、合宿じゃない？」

松本「うん。メンバーで仲良くしているところを、初めてみなさんに見せられているからね。SHOWROOMでの配信は、個人個人だったから」

田村「確かに、メンバー同士のわちゃわちゃ感が伝わる映像は初めてかもね」

絹本「何年後かに見たら、みんなの成長が感じられそう」

森「成長日記、みたいなね」

手塚「自分がその場にいない時のメンバーの様子も放送されているので、この時はこうしていたんだ、こんなことを思っていたんだっていうのが分かるんです。だから、視聴者としても楽しいですね」

──プロデューサーの秋元康氏から掛けられた言葉で、特に印象に残っているものを教えてください。

有働「39人をメディアの方たちにお披露目したZepp Tokyoで、『自分に合っていない靴でマラソンを走っても、完走できない。それと一緒で、自分に合わないことなのに無理をしても、絶対に楽しくない。だから、決して無理はしないで、自分のペースで自分に合う靴を自分で探してやっていけばいいんだよ』って言っていただいたんです。その言葉は、すごく響きました」

手塚「何でも人に合わせればいいってことじゃないって、その言葉で知りました。流されるんじゃなくて、“自分”を持って楽曲や演奏、それからメンバーと向き合っていきたいです」

──最後に、個人とグループ、それぞれの目標を教えてください。

田村「個人としては、演奏面での実力をもっと上げて、ステージパフォーマンスにももっと力を入れること。グループの目標は、さらにチームワークをどんどん高めていって、より良い音楽を届けられるバンドになりたいです」

森「とにかく練習して腕を上げて、メンバーから『ふた葉と組みたい！』って言ってもらえるように。グループとしては、バンドとして音楽面で尊敬されるようになりたいです」

鏡味「まだ自分の手元を見ながらしか演奏できないので、お客さんを見ながらしっかり演奏できるように。グループの目標は、やっぱり12／23（月）のZepp TokyoワンマンライブのSOLD OUTです」

手塚「ライブの度に一つでもつかむものを見つけて、ちょっとでもいいから毎回毎回成長することが個人的な目標です。その上で、ザ・コインロッカーズがきっかけでバンドを始めたとか、誰かに影響を与えられるグループになりたいですね」

HANNA「個人的には演奏面の向上だけど、今はまだみなさんに知ってもらえていないから、まずはたくさんの方に知ってもらえるように。そしていつか、日本だけじゃなくてアジアとかでもライブがしてみたいです」

有働「バンドを楽しんでいる気持ちが見てくださる人に伝わるパフォーマンスをすることが、私の目標です。グループとしては、自分がバンドに憧れて軽音部に入ったように、中高生から『ザ・コインロッカーズに憧れたから軽音部に入ったんだ』って言ってもらえるような、憧れの存在になりたいです」

Emily「演奏とパフォーマンスも、どっちももっと良くなるように頑張りたいです。バンドとしては、お客さんを楽しませることが目標です」

絹本「個人的には、いつかギターボーカルを担当するのが目標です。バンドとしては、日本中で年代問わずに知られるのが目標なんですけど、特に学生の方たちに知ってもらって、その青春に私たちが入り込みたい。それが、ザ・コインロッカーズとしての目標です」

松本「私自身の目標は、曲によっての目線の配り方を変えるとか、Zepp Tokyoのワンマンライブを成功させるためにもステージでのパフォーマンスを磨いて、ステージに立つということにも慣れていくことですね。グループとしては、絹本と同じ思いです。今は知ってくださっている方がごく一部かもしれないですけど、いつか“ザ・コインロッカーズ”を日本中の方々に知っていただきたいなと思っています！」