酒井は?「トッテナムが獲得しうる5人の右サイドバック」

クラブ史上初めてUEFAチャンピオンズリーグ決勝に到達したトッテナム。ここにきて、日本代表DF酒井宏樹の獲得説が急浮上してきた。

右サイドバックを務めてきたキーラン・トリッピアーが評価を落としており、去就が不透明になっているためだ。

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ここでは、『talkSPORT』を参考に、「トリッピア―の代役になりうる5人の右SB」を調べてみた。

リカルド・ペレイラ(レスター)

多くのスパーズファンはセルジュ・オーリエではなく彼のことを欲しがっていた。だが、ポルトとの交渉は破談に。

その1年後にレスター入りしたリカルド・ペレイラはプレミアリーグの舞台で活躍。マウリシオ・ポチェッティーノ監督にとっていい獲得になることを証明してみせた。

もとはウィンガーだっただけに前線やウィングバックとしてもプレー可能。

ただ、当時獲得できたかもしれない2200万ポンド(30億円)よりははるかに高額な移籍金が必要になるだろう。

アーロン・ワン=ビサカ(クリスタル・パレス)

昨季トップチーム入りした21歳は今季も素晴らしいパフォーマンスを披露。すでにプレミアリーグ屈指のライトバックという評価を得ている。

守備が堅いだけでなく、攻撃もいい。ポゼッションプレーも向上中だ。

ただ、すでにマンチェスター・ユナイテッドが2度目の正式オファーを提示したとも。また、ティエリ・アンリを愛するアーセナルファンだったということも、スパーズ的には不利か…。

ユースフ・アッタール(ニース)

23歳のアルジェリア代表はリーグアン参戦1年目で素晴らしいパフォーマンスを見せた。

ドリブルを愛する選手であり、ほとんど突破できなかったトリッピアーとは明らかにタイプが違う。

ただ、90分平均で8.1度も突破を試みるため、高い位置でボールを失いかねないリスクもある。そして、シュートもためらくなく打つ。

主要リーグでプレーしたのはまだ1年で、リスキーなオプションになるかもしれないが、注視し続けるべきタレントだ。

ニコラ・ミレンコヴィッチ(フィオレンティーナ)

センターバックと右サイドバックでプレーできるバーサタリティなセルビア代表DF。

マンチェスター・ユナイテッドとシティも狙っているとされている。

彼ならスパーズの守備をソリッドにしてくれるだろうが、攻撃力は大きく低下するかもしれない。

まだ21歳という若さだけに化ける可能性もあるが、攻撃力を付与できるようになるかは疑問だ。

ブナ・サール(マルセイユ)

酒井と同僚のサールは元はウィンガーだったが、その後サイドバックにコンバートされた選手。

守備面は必要最低限だが、攻撃性能はプレミアリーグでもうまくやれるだけのものがある。

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レスターやナポリも関心を寄せているようだが、スパーズがハイジャックする可能性もあるだろう。

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