自社サイト「URBAN TUBE」で長崎特集 アーバンリサーチ 歴史、文化、クリエイター エッセーや記事配信

 衣類や雑貨のセレクトショップを全国展開する「アーバンリサーチ」(大阪市)は今月、自社サイト「URBAN TUBE」で長崎を特集している。長崎の歴史や文化、長崎で活躍するクリエイターらを取り上げ、計8本の特集記事やエッセーを配信する。
 同社は、全国各地のデザイナーや事業者とコラボレーションし、オリジナルの商品を共同開発する「ジャパン・メイド・プロジェクト」を展開。長崎市でも2014年から活動が始まり、市の「長崎創生プロジェクト」にも認定されている。
 自社サイトでの長崎特集の配信も取り組みの一環で、ライターが長崎市内を取材して執筆した記事を4回に分けて配信する予定。5日から配信している第1弾ではポルトガルとの交易や長崎くんちの歴史などを紹介するエッセーのほか、オリジナルの長崎雑貨を取り扱っている店舗「たてまつる」(同市江戸町)の紹介記事を掲載している。
 12日に公開する第2弾では、鎖国中の出島や唐人屋敷に関するエッセーや、多くのヒット商品を手掛けるデザイン事務所「デジマグラフ」(同市勝山町)に関する記事を掲載する予定。
 担当者は「まちの個性や良いものを紹介することで、移住や文化の交流、次世代への伝承につながる手伝いができれば」としている。

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