長崎県佐世保市のハウステンボス（HTB）アーティスト、道添祐一さん（39）は30日、出身地の北松佐々町で初めてライブを開く。道添さんは「地元に戻って10年。これまでの出会いの奇跡を体で表現して伝えたい」と語る。
道添さんはハードロックシンガーになる夢を追い掛け、高校卒業後に上京。シンガー・ソングライターとして活動したが「歌で食べるのは難しい」と思い、2009年に帰郷した。10年末にHTBと所属契約を結び、これまで8千ステージを経験してきた。
道添さんの音楽に向き合う姿を長年応援してきた地元・北松佐々町民らが協力し、地元での初ライブを企画。ライブでは、道添さんがオリジナルソングを披露する。ライブの企画にも携わった雲仙市国見町の歌手、川田金太郎さんがゲスト出演する。
道添さんは「このライブをきっかけに自分のことを知ってもらい、地元に恩返しをしたい」と意気込んだ。
ライブは佐々町文化会館大ホールで午後3時開演。入場料2千円（高校生以下千円）。問い合わせはコミュニティスペースえん（電0956.37.8375）。
