ヤンキースが3本塁打で大勝 田中5失点も今季4勝目

【メッツ5-12ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

前日の試合が雨天順延となり、ダブルヘッダーとして行われた「サブウェイ・シリーズ」の第1戦は、打線が3本塁打を含む15安打12得点と爆発したヤンキースが、12対5でメッツを破った。ヤンキースは2点ビハインドの4回裏に一挙5得点で逆転に成功し、その後も着実に加点。7~9番の3人が合計12打数8安打6打点の猛打を見せるなど、上位から下位までしっかり打線が繋がった結果の大勝だった。ヤンキース先発の田中将大は、3回表にジェフ・マクニールに3号3ランを浴びるなど4点を失い、6回表にはアメッド・ロサリオにタイムリーを許して5失点目。しかし、打線の援護に恵まれ、7回途中まで101球を投げて被安打7、奪三振7、無四球、失点5(自責点4)という内容で今季4勝目(5敗)を手にした。

2回裏にケンドリズ・モラレスのタイムリーで先制したヤンキースは、3回表に田中が4点を失い、メッツに逆転を許したものの、直後の3回裏にゲーリー・サンチェスがタイムリーを放って2点差。4回裏にはジオ・ウルシェラに5号同点2ラン、ルーク・ボイトに16号勝ち越し3ランが飛び出し、試合の主導権を握った。5回裏にはウルシェラのタイムリーとブレット・ガードナーのタイムリー三塁打でさらにリードを広げ、6回表に1点を返されるも、7回裏にはウルシェラのタイムリー二塁打で2ケタ得点に到達。8回裏にはサンチェスが20号2ランを放ち、とどめを刺した。メッツは先発のザック・ウィーラーが5回途中10安打9失点(自責点5)と打ち込まれ、今季4敗目(5勝)。リリーフ陣もヤンキース打線の勢いを止められなかった。

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