大谷、勝ち越し激走

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ドジャース戦の8回、トバールの三ゴロで生還するエンゼルスの三走大谷翔平(右)=アナハイム(報道部・山本毅撮影)

 【アナハイム共同】米大リーグは10日、各地で行われ、エンゼルスの大谷翔平(花巻東高)がアナハイムでのドジャース戦で3-3の八回に今季初めて代打で出場し、四球を選んで勝ち越しの得点を記録した。チームは5-3で勝った。

 【本紙特派員・小田野純一】満員のエンゼルスタジアム。背番号17が好走塁で主役の座を奪った。エンゼルスの大谷翔平は同点の八回に代打で出場し、俊足を飛ばして勝ち越しのホームを踏んだ。

 ロサンゼルスに本拠地を置くチーム同士の対戦「フリーウェー・シリーズ」のクライマックス。同スタジアムでは1998年の改修以降、最多となる4万5477人の視線が大谷に注がれた。

 代打で四球を選ぶと、けん制悪送球と暴投で三塁に進んだ。1死満塁の好機で三ゴロ。ドジャースは前進守備を敷いており、大谷の足でもアウトかと思われた。だが、大谷に常識は通用しない。勝ち越しが懸かる重要な場面。途中出場でも気持ちを切らさず集中していた。ボールがバットに当たった瞬間、本塁へ突っ込む。三塁手の送球が高く浮き、捕手の足がベースから離れている間に左手で本塁に触れた。