中国最年少の心肺同時移植患者、順調に回復

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中国最年少の心肺同時移植患者、順調に回復

11日、中南大学湘雅二医院の医療スタッフと話し合う、中国最年少の心肺同時移植患者、苗苗さん。(長沙=新華社記者/帥才)

 【新華社長沙6月12日】中国最年少の心肺同時移植患者、苗苗(びょうびょう)さん(仮名、10歳)は10日、術後60日間の闘病生活を経て、中南大学湘雅二医院心血管外科の集中治療室から一般病室に移った。苗苗さんは順調に回復しているという。

 心肺同時移植は臓器提供者(ドナー)の心臓と肺を患者の体内に同時に移植するもので、世界の医学界ではハイリスクで難易度の高い手術とされる。

中国最年少の心肺同時移植患者、順調に回復

11日、中南大学湘雅二医院の医療スタッフと話し合う、中国最年少の心肺同時移植患者、苗苗さん。(長沙=新華社記者/帥才)

 同医院心血管外科主任の周新民(しゅう・しんみん)、呉忠仕(ご・ちゅうし)両教授率いる専門チームは4月11日、苗苗さんの心肺同時移植手術を行った。チームは苗苗さんの体から衰弱した心臓と肺を19時間かけて摘出し、ドナーの心臓と肺を移植した。翌12日、手術は無事成功し、苗苗さんは集中治療室でその後も治療を続けた。

 苗苗さんの主任医師である陳金蘭(ちん・きんらん)副教授は「苗苗さんの体に移植した新しい心臓と肺は、他の器官や組織などとの拒絶反応もなく、心臓の血液循環や呼吸、消化の問題も少しずつ解決している」と語った。

中国最年少の心肺同時移植患者、順調に回復

11日、中南大学湘雅二医院の医療スタッフと話し合う、中国最年少の心肺同時移植患者、苗苗さん。(長沙=新華社記者/帥才)

 同医院では医療チームを組織し、麻酔科や小児科、呼吸器科、集中治療科などの専門医による立ち会い診察を複数回行った。医師と看護師の懸命な看護により、苗苗さんは順調に回復しており、学校に通える日もそう遠くはないという。