対米関税、一気に削減も

先行TPPに合わせ農産物で

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 政府が日米貿易交渉で、米国に対する牛肉や豚肉などの農産物関税を、先行している環太平洋連携協定(TPP)に合わせて一気に引き下げる案を提示する方針であることが12日、分かった。日米の貿易協定がいつ発効してもTPP参加国と関税が同じになるため、後れを取っていた米国にとっては日本への農産物の輸出条件で挽回できる。日本は見返りに自動車分野などで譲歩を求める方針だ。

 日米両政府は11日、2日間にわたったワシントンでの貿易交渉の事務レベル協議を終えた。農産物や工業製品の関税分野でお互いの立場を確認し合い、現状の論点を整理した。