新人・ハドソンが好投で今季5勝目 カージナルス快勝

【カージナルス7-1マーリンズ】@マーリンズ・パーク

カージナルスは5先発連続クオリティ・スタートを継続中の新人右腕、ダコタ・ハドソンが、今季ベストと言っても過言ではない安定感抜群のピッチングを披露。93球で今季最長の7イニングを投げ抜き、被安打4、奪三振6、与四球2、失点1という好投で、今季5勝目(3敗)をマークした。カージナルス打線は、2回表に1点を先制したあと、マーリンズ先発のエリーサー・ヘルナンデスを打ちあぐねていたものの、6回表に2点を勝ち越し。試合終盤の8回表に3点、9回表に1点を追加し、終わってみれば7対1の快勝となった。

2回表二死一塁からハリソン・ベイダーのタイムリー三塁打で先制したカージナルスは、ハドソンが4回裏にミゲル・ロハスのタイムリーで同点に追い付かれたものの、6回表に一死一・三塁のチャンスを迎え、遊撃ロハスの送球エラーで勝ち越しに成功。続く二死満塁のチャンスでは、ベイダーが押し出しの四球を選び、リードを2点に広げた。8回表には先頭のヤディアー・モリーナの二塁打から無死一・三塁のチャンスを作り、デクスター・ファウラーのタイムリーと代打ホゼ・マルティネスの2点タイムリーで3点を追加。9回表にはマーセル・オズーナにダメ押しの18号ソロが飛び出した。ハドソンはこの試合を含む直近5先発で防御率1.50の好成績をマーク。大先輩アダム・ウェインライトからの「勝ちたいなら7イニング投げるべきだよ」とのアドバイスを、見事に実行してみせた。

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