野党統一候補、共産党公認で決着

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共産党公認の野党統一候補への対応を話し合った5者協議=6月11日、福井県教育センター

 参院選福井選挙区(改選数1)の野党統一候補、山田和雄氏(51)の支援態勢を巡り福井県内4野党と政治団体の5者は6月11日、福井県教育センター(福井市)で会合を開き、共産党公認で立候補させることを決めた。協力しやすい環境をつくるため、共産以外の3党から無所属での出馬を求める声が出たが、最終的に各党中央本部の合意判断を尊重した。

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 立憲民主党福井県連合と国民民主党福井県連、共産党福井県委員会、社民党福井県連合の4野党、政治団体「緑の党」の各代表らが非公開会合後、会見した。

 座長を務めた国民県連の山本正雄代表代行は「共産以外の3党から無所属の方が戦いやすいとか、共産公認では課題があるとの意見があった」と説明した。これに対し、共産県委の南秀一委員長は共産公認のスタンスを堅持し、最終的に3党の理解が得られたという。緑の党も同意した。山本代表代行は「政党で違いはあるが、できるだけ協力していこうという結論に至った」と述べた。各党の「推薦」や「支持」などの対応は今後詰める。

 南委員長は「共産公認の野党統一候補として確認してもらい非常にありがたい。それぞれの事情があるので、そこは尊重したい」と述べた。

 県内野党の共通政策は「反自民」や「平和憲法」などを柱にし、共産県委を中心に今後詰めることを確認した。

 参院選福井選挙区では、自民現職で経済産業政務官の滝波宏文氏(47)が再選を目指している。