「大破した車の前に不審な2台の車……」ダイアナ妃の事故死から22年、闇に葬られた目撃証言とは?

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 イギリス王室のヘンリー王子とメーガン妃の間に第一子が誕生し、世界中が祝福モードとなる中、ヘンリー王子の母・ダイアナ元妃がパリで謎の死を遂げてから22年間、封印され続けてきたある目撃証言を、英紙「デイリー・メール」が伝えている。

 1997年8月31日深夜、ダイアナ元妃と、その恋人といわれるドディ・アルファイド氏を乗せたメルセデス・ベンツ・S280が、150キロという猛スピードでパリのアルマ広場下の中央分離帯に激突。ダイアナ元妃とアルファイド氏、運転手の男性が死亡した。

 事故原因については、英仏両国の司法当局ともに、運転手が追跡してきたパパラッチから逃れるために制限速度を大きく超えるスピードで運転していたところ、ハンドル操作を誤ったことと結論付けている。

 しかし、この一件をめぐっては、今なお他殺説が絶えない。前年に離婚していたとはいえ、英国皇太子の妻だった人物の突然死となれば、さまざまな陰謀論がささやかれても不思議ではない。

 しかし、「デイリー・メール」が今回報じた目撃者の証言は、他殺説にさらなる信ぴょう性を持たせるものだ。

「彼女の死は事故ではない」

 そう証言するのは、当時旅行でパリを訪れていたアメリカ人のロビン・ファイヤーストーン氏と、その妻ジャックだ。彼らは事故直後の現場をタクシーで通りかかり、トンネル内で大破したメルセデス・ベンツS280を目撃したが、その前方の路上には不審な2台の車が止まっていたという。1台は公用車のような車であり、もう1台は路上に不自然に 停車していたという。彼らは現場をそのまま通り過ぎたが、翌朝のニュースで、目撃した事故車両にダイアナ元妃が乗っていたことを知ったという。

 その後、夫妻は、目撃した不審な2台の車について証言する必要があると感じ、現地の警察署に出向いた。ところが警察は、「われわれは十分な目撃情報を持っているのだから心配するな」と、夫妻の申し出を一蹴したという。

「世界で最も有名な女性が殺されてしまったのに、警察は目撃者と話をしようとしなかった」(ロビン氏)

 同氏はその後も証言しようと試みたが、「証拠に欠ける」という理由から、英仏両国の司法当局からもまったく相手にされなかったという。しかも、いずれの当局も、夫妻が目撃した2台の車について、捜査を行った記録はないのだ。

「ダイアナの死は、事故ではないと思う。そして英仏当局のずさんな対応が、私にその考えをより強くさせています」(同)

 しかし、事件から10年がたった2007年、ファイヤーストー ン夫妻に接触してきた人物がいる。ダイアナの彼氏ドディの父親で、英ハロッズの元経営者としても知られる実業家、フェイド・アルファイド氏だ。

 フェイド氏は、彼の息子とダイアナ妃が殺害されたと確信しており、調査チームを独自に組織して、2人の死の真相について調査を続けていたのだ。夫妻はニューヨークでこの調査チームと面会し、目撃したことのすべてを話したという。しかし、それによって、何者かから報復を受けるのではないかと夫妻は身の危険を感じるようになったといい、そのため、現在もセキュリティー付きの家に住んでいるという。

 これまでもさまざまな陰謀説が語られてきたダイアナ妃の事故だが、果たして今回の証言を、2人の息子、ウィリアム王子とヘンリー王子はどのように受け取るのだろか?