【ラグビーW杯】開幕100日前 優勝杯一般公開始まる、9月1日には横浜 

ラグビーワールドカップ開幕まで100日を記念してお披露目されたカウントダウンの時計=東京都千代田区

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の開幕まで100日となった12日、東京都千代田区の丸の内ビルディングで記念イベントが開かれた。開幕までの日数をカウントダウンする大型の時計が関係者約150人に披露された。

 大型時計「カウントダウンクロック」は、高さ約2.8メートル、幅約1.5メートル。ラグビーボール形で、中央の時計が9月20日夜の開幕戦のキックオフまでの時間を刻む。今後、時計は同ビル内に展示される予定。

 この日、優勝杯「ウェブ・エリス・カップ」を各地で一般公開する「トロフィーツアー」がスタート。9月1日には横浜を訪れる。

 時計の除幕式後には、日本代表メンバーとして前回大会で活躍した五郎丸歩選手らのトークショーも開催。優勝国の予想を聞かれた五郎丸選手は「日本」と答え、「4年前、日本が南アフリカに勝つことを誰も想像しなかった。夢を持って応援しましょう」と呼びかけた。

 大会は、横浜市など全国12都市が会場となる。開催都市自治体協議会の会長としてイベントに出席した林文子市長は、同日の市役所での会見で、「海外の人がたくさん見えるので、おもてなしを通して、横浜市の経済や観光の活性化につなげたい」と話した。

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