木原ら日本選手が予選突破をかけて挑む<ライオン卓球ジャパンOP荻村杯・大会2日目見どころ>

写真:木原美悠(JOCエリートアカデミー)/撮影:ラリーズ編集部

<ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯(札幌) 2019年6月12日~6月16日>

13日、ジャパンオープンは2日目を迎え、混合ダブルス、男女ダブルス、男女シングルスの決勝トーナメントをかけた予選が行われる。

日本選手ダブルス組み合わせと見どころ

<混合ダブルス予選>
張本智和早田ひな– GONZALEZ Daniel/DIAZ Melanie(プエルトリコ)

張本・早田は、香港オープンの混合ダブルス初戦で当たったプエルトリコペアと再戦。香港オープンはペアとして初の出場であった影響もあり、1ゲームを落としたがゲームカウント3-1で勝利している。今回は持ち味であるチキータ逆チキータなどのレシーブから攻め込めるか注目だ。

<女子ダブルス予選>
相馬夢乃小塩遥菜– LUPULESKU Izabela/SURJAN Sabina(セルビア)

期待の若手カットマンダブルスは、決勝トーナメント進出をかけてセルビアペアと対戦する。13歳の小塩遥菜(6月世界ランキング181位・JOCエリートアカデミー)は、前日にシングルスで何卓佳(同21位・中国)をフルゲームまで追い詰めるプレーを見せており、横回転カットや思い切りのいい攻撃を活かし、ダブルスでは決勝トーナメント進出なるか。

日本選手シングルス組み合わせと見どころ

<男子シングルス予選3回戦>
大島祐哉– 崔悳和(韓国)
平野友樹– ティアゴ・アポロニア(ポルトガル)
神巧也– 劉丁碩(中国)
吉田雅己– キュウ・ダン(ドイツ)
吉村和弘– 朴康賢(韓国)
及川瑞基– ZHANG Yudong(中国)

男子シングルスの予選3回戦には、6名の日本選手が勝ち残った。勝てば14日から行われる決勝トーナメントに駒を進めることができる。平野友樹(同126位・協和発酵キリン)は昨年のTリーグT.T彩たまでチームメイトであったアポロニア(同43位・ポルトガル)と、吉田雅己(同117位・FPC)は木下グループの邱総監督の息子であるキュウ(同68位・ドイツ)との対戦が決まっている。

<女子シングルス予選3回戦>
早田ひな– 曾尖(シンガポール)
森さくら– 劉昱昕(チャイニーズタイペイ)
安藤みなみ– 張瑞(中国)
長崎美柚– ペルゲル・サンドラ(ハンガリー)
木原美悠– 朱成竹(中国香港)

女子シングルスでは、5名の日本選手が決勝トーナメント進出をかけて予選3回戦に挑む。5選手とも予選2回戦をゲームカウント4-0または4-1で快勝しており、好調を維持したまま予選3回戦に臨めるか。勝ち残った5選手中、安藤みなみ(同31位・十六銀行)のみが中国選手との対戦となった。昨年のジャパンオープンでは、韓国のエース左腕・田志希(同17位)を下し、決勝トーナメントに進出した安藤。今年も進出なるか。

決勝トーナメントへ駒を進める選手が決まる注目のジャパンオープン2日目はまもなく開始だ。

文:ラリーズ編集部

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