6月15日放送のTBS系「世界ふしぎ発見！」（土曜午後9：00）に、前田敦子が解答者として初登場することが分かった。前田は「家族と一緒に見ていた『世界ふしぎ発見！』のスタジオにいられるなんて、とても不思議な感覚でした。クイズの解答を考えている自分と、それを客観的に見ている自分がいるような感覚です。世界各地でいろいろな経験ができるミステリーハンターは子どもの頃から憧れの存在でした」と喜びを明かしている。
同番組は、世界各地の不思議をミステリーハンターがリポートし、司会の草野仁が、黒柳徹子らスタジオの解答者にクイズ形式で出題する人気バラエティー。今回はシルクロードの面影が色濃く残るウズベキスタンの魅力を紹介し、首都タシケント、古都サマルカンドなどから同国の歴史や日本との意外な絆などを明かす。
前田は6月14日公開の映画「旅のおわり世界のはじまり」で主演を務め、共演の染谷将太と共に解答者としてスタジオに登場。前田は「映画で演じたリポーターはミステリーハンターのような仕事なので、ミステリーハンターを疑似体験するような撮影でした。映画のロケのために初めてウズベキスタンを訪れましたが、びっくりするくらい良いところでした。ウズベキスタンの観光大使に任命していただいたので、私が感じた魅力を伝えていきたいです」とウズベキスタンの魅力をアピールしている。
また番組では、第2次世界大戦でソ連軍の捕虜になった元日本兵で、ウズベキスタンに抑留されていた94歳の新家苞さんに出会う。すると、新家さんは日本に引き揚げる際に、黒柳徹子の父でバイオリニストの守綱さんと出会っていたことが判明する。黒柳は「江戸っ子気質だった父は多くを語る人ではなかったので、このエピソードは初めて知りましたが、戦地から引き揚げる時、多くの方々に助けていただいたのだと思います。そのような方がいらしたことを『世界ふしぎ発見！』の放送を通して知ることができて、とてもありがたいです」と思いがけない奇跡の出会いとなったことを訴えている。
