県立三崎初声高で生徒情報紛失 指導要録や通知表の写し

神奈川県庁

 県教育委員会は13日、県立三浦初声高校(三浦市初声町)で、生徒の氏名や評定などが記載された書類を紛失したと発表した。同日付で全ての県立学校長に個人情報の管理徹底を通知。現時点で個人情報の流出は確認されていないという。

 紛失した書類は、2016年度に入学した生徒の生徒指導要録の写し(4クラス128人分)と通知表の写し(1クラス33人分)、調査書の原稿(2クラス59人分)。5月10日、学習支援グループの教員が生徒の転学に必要な書類を作成するために職員室のロッカーを確認した際に発覚した。

 同校は13日、三崎署に被害届を提出するとともに、該当する生徒と保護者宛てに謝罪文を送付した。20日には保護者向け説明会を開く。

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