【MLB】田中将大“疑惑の判定”で物議を醸した球審がまたも非難 「悪名高きコールをする」

レッドソックスのアンドリュー・ベニンテンディ【写真:Getty Images】

“疑惑の判定”で非難を浴びたアンヘル・エルナンデス主審がまたも…

■レンジャーズ 9-5 Rソックス(日本時間12日・ボストン)

 ヤンキースの田中将大投手が明らかなストライクをボール判定されるなど“疑惑の判定”を下し米メディアから非難を浴びたアンヘル・エルナンデス主審。11日(日本時間12日)のレッドソックス対レンジャーズ戦でも“ひと悶着”あったようだ。レッドソックスのアンドリュー・ベニンテンディ外野手の退場劇を地元紙が報じている。

 ボストン地元紙「ボストン・ヘラルド」は「アンドリュー・ベニンテンディが退場に驚く」と見出しを付け、ベニテンディがキャリア初の退場処分を受けたことを報じている。

 ベニテンディは5回の打席で遊ゴロに倒れ、ベンチに引き下がる前に「下手だな」とエルナンデス主審に発言。これを受け、ビック・キャラパッツァ一塁審が退場を宣告しベニテンディは自身初の退場となった。

 記事では、ベニテンディが遊ゴロに倒れる前の初球の判定に納得がいかず、結局凡退に終わり不満を募らせていた事から生まれた発言であったことに言及している。ストライクを度々ボール判定された田中の件も含め「普通でないストライクゾーンと悪名高きコールをする、球界でも物議を呼ぶ人物」とエルナンデス主審を非難している。

 試合後にベニテンディは「(退場は)全く予想していなかったよ」と寝耳に水だったことを明かしており「(初球は)ゾーンから外れていると思ったんだ。けど僕はアンヘルに対して何も言わなかったよ。ゴロでアウトになって、イライラしていたんだけど、僕は『下手だな』としか言ってないんだよ」と納得していない様子を口にしていた。(Full-Count編集部)

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