巡査長、酒気帯び運転か 高千穂署、容疑で捜査

 高千穂署の男性巡査長が今月上旬、二日酔いの状態でバイクを運転し出勤した疑いがあるとして、県警が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で捜査していることが13日、捜査関係者への取材で分かった。容疑が固まり次第、書類送検する方針。
 捜査関係者によると、同署は4日、朝礼で署員の飲酒検査を実施。バイクで出勤していた男性巡査長の呼気から基準を上回るアルコールが検出され、容疑が浮上した。事故は起こしていないという。
 県警は男性巡査長から任意で事情を聴いており、捜査の進捗(しんちょく)状況を踏まえ、処分を検討するとみられる。県警監察課は「事実の有無も含めてコメントできない」としている。

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