和倉で「テニス+観光」 七尾会議所、ポーランド組織と協定

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 七尾商工会議所は26日、七尾市和倉温泉のテニスコートを生かしたインバウンド(外国人旅行者)誘客に向け、同市内とポーランドの二つのテニスアカデミーと連携協定を結ぶ。7月にはポーランドのテニス愛好家がモニターツアーとして和倉温泉に滞在、観光とテニスを楽しむ予定で、海外客のニーズ調査を進めながら「テニスツーリズムの聖地・和倉」を海外に発信する。

 協定は七尾商工会議所と、和倉温泉運動公園テニスコートを拠点とするテニスアカデミー「FFTA」、2018年のウィンブルドン選手権女子シングルスで優勝したアンゲリク・ケルバー選手(ドイツ)が運営するアカデミー(ポーランド・ポズナン市)の3者で締結する。海外テニス関係者と親しいFFTA代表、渡部健介さんの紹介で連携が決まった。

 7月のモニターツアーでは、ポーランドのアカデミー一般コースに通う5家族14人が6日間、和倉温泉に宿泊する。七尾の食や文化、自然に触れ、期間中に開催されるテニス交流大会にも出場する。

 プロコーチとして国内外で活躍する渡部さんは能登の環境に惚れ込み、2年前から、和倉温泉運動公園コートでテニスアカデミーを開いている。渡部さんは、温泉宿の近くにコートが立地する和倉の環境は世界的にも恵まれているとし「七尾は日本の良さが自然体で存在するまち。テニスを絡めて海外に魅力を発信したい」と話した。

 アカデミーがあるポズナン市は七尾市と同じ港町でものづくりが盛んな土地だという。七尾商工会議所はテニスツーリズムを皮切りに、地域振興やビジネスマッチングなど幅広い分野の連携を探る方針だ。