滝藤賢一演じる“折鶴博士”に恋する乙女が登場! その正体はカラス!?「オリガミの魔女と博士の四角い時間」

滝藤賢一演じる“折鶴博士”に恋する乙女が登場! その正体はカラス!?「オリガミの魔女と博士の四角い時間」

日本が世界に誇る伝統文化である“折り紙”がつなぐ、ちょっぴり不思議な縁をドラマで綴るカルチャーエンターテインメント「オリガミの魔女と博士の四角い時間」(NHK Eテレ)。毎回、折り紙の研究に没頭する、ちょっと浮世離れした主人公の折鶴博士(滝藤賢一)と、博士に憧れる少年・ノボル(小山春朋)、そして博士に恋心を抱くイタズラ好きなオリガミの魔女(声・尾上菊之助)が、ファンタジックな物語を繰り広げます。

6月14日放送の「濡羽色(ぬればいろ)の恋」では、伊藤沙莉さんが変わり者の博士に恋心を抱く乙女として登場します! 何がきっかけで博士に恋をしたのか…? 博士のどこを好きになったのか…?(失礼な意味ではないです)。とても気になります!

それでは、ここであらすじを少し紹介。雨が降りしきるある夜、折鶴博士の元に「会いたかった!」と謎の黒ずくめの女(伊藤)がやって来ます。ところが、博士を喜ばせようと持ってきたプレゼントは、針金や木の枝などのガラクタや、生きたカエルなど、おかしなものばかり。しかも、「人間は私を怖がるけど、あなただけは違った」と博士に恋心を抱いている様子。彼女の話を聞いていくと、博士はその正体が数日前に出会ったカラスだということに気付き…。

今回“カラス”を演じる伊藤さんですが、注目すべきポイントは衣装です! まずは、頭に黒い羽で作った髪飾りをつけてカラス感を。メインは黒ですが、光沢のある素材や透け感のある素材など、いろいろな黒を重ね着して、羽を身にまとったふんわりした体つきのイメージにしたそう。他にも、フリルの袖やピンクをのぞかせたり…と伊藤さんのキュートな雰囲気が伝わるような衣装になっています。いつも女優さんの衣装がとても気になりますが、さまざまな黒の重ね着はとても新鮮で、ファンタジックな役柄にぴったりの装いだと思いました。フワフワな黒ってかわいいですよね!

伊藤さんと滝藤さんは、以前映画での共演経験があり、撮影現場では息がぴったり! 終始和気あいあいと撮影が進められたそうです。2人並んで折り紙を折るシーンでは、そんな和やかな雰囲気が伝わってきて、ほっこりします。

この物語は、見た目が真っ黒な自分のことが嫌いなカラスの女の子が、博士と一緒に折り紙を折ることで、「自分の色」が美しい色であることに気付いていきます。 筆者も含め、自分の見た目に自信が持てなかったり、コンプレックスがある方は多いと思います。自分が欠点だと思い込んでいる容姿は、実はとても魅力的なのかもしれない…。そんなふうに、少しでも自分のことを好きになれるきっかけになるかもしれません。折り紙片手に、ぜひご覧ください!

【番組情報】


「オリガミの魔女と博士の四角い時間」
NHK Eテレ
6月14日 午後10:45~11:00

NHK担当 M・M

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