岡山「名刀・名工展」会期中盤に 雅趣あふれる刀身、個性光る脇指

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時代を担う刀匠の代表作がそろう「平成の名刀・名工展」

 林原美術館(岡山市北区丸の内)で開催中の「平成の名刀・名工展」は会期中盤。13日も愛好家らが訪れ、時代を代表する刀匠の優品に見入っている。

 刀剣文化の継承を狙いに全日本刀匠会(事務局・岡山市)、日本美術刀剣保存協会(同・東京)、日本刀文化振興協会(同)が初めて合同で公募展を主催。後進の指導や展覧会の入賞歴などで選んだ受賞者32人と重要無形文化財保持者(人間国宝)6人の計41点を並べる。

 刀身に滝を登るコイを彫り込んだ月山清さん(奈良県)の大身槍(やり)など大賞4人の作品をはじめ、雅趣あふれる逸品がそろう。岡山からは平成の名刀・名工選(22人)を受けた上山陽三さん(赤磐市)、赤松伸咲さん(倉敷市)が個性の光る脇指(わきざし)を寄せた。

 橋本龍主任学芸員は「刃文や姿を見比べ、伝統を踏まえつつ現代の刀工が追い求めた新しい表現を楽しんでもらえれば」と話した。

 7月7日まで。山陽新聞社共催。月曜休館。